マライ/リミテッド・エディション/シラー(2017) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、サクラアワード2021において「ダブルゴールド」を受賞した、チリの生産者「ビーニャ・タバリ」の“マライ/リミテッド・エディション/シラー(2017)”をいただきました。

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【ビーニャ・タバリとは?/サイトより引用】
ビーニャ・タバリは、Vina San Pedor AgricolaとGanadera Rio Negro Ltda.のジョイントベンチャーにより、2003年8月に設立されましたが、チリ北部で最高のワイン造りを目指し、1993年にはすでにプロジェクトは開始されていました。
アカタマ砂漠や海に近い温暖で夜は涼しいことから、ゆっくりと葡萄が成熟し、複雑性に富み、力強さと上品さがあるワインが造られています。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/チリ
■生産地/コキンボ、リマリ・ヴァレー
■生産者/ビーニャ・タバリ
■セパージュ/シラー(100%)

色調は光沢のあるエッジ部分がほのかに紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、プラムの果実香に牡丹、バラ、スミレや甘草、シダ、メントール、黒胡椒、ビターチョコ、木樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいは瑞々しさを残すまろやかな果実味と程良いコクを感じるしなやかな酸味から、肉厚ながらも口当たり滑らかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻には少々のビター感を含んだしっかりとしたスパイシーなニュアンスが持続。

芳香からはとても力強い味わいの印象を受けるのですが、口に含むとシラー種特有の濃縮感のある厚みこそあるものの、意外?にも全体的に緻密でなかなか上品なテイストに仕上げられています。
チリらしい、大地の風味感じるワイルドな味わいを期待していたので(笑)、「良い意味」で期待を裏切られる一本でした。
HP 79+pt

 


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