今回は、今は亡き『自然派ワインの父』マルセル・ラピエール氏の夫人が所有する、「シャトー・カンボン」の“ボジョレー・ヌーヴォー”をいただきました。
********
【シャトー・カンボンとは?/サイトより引用】
自然派の父と呼ばれ、フランス自然派ワインの礎を作った偉大なる生産者である、今は亡き「マルセル・ラピエール」氏のマリー夫人と息子のマチュー氏が意思を継ぎ、A.C.ボジョレーの区画から各種ワインを生産しているシャトー。
********
■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■農法/有機農法
■栽培/自然栽培
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、ボジョレー
■生産者/シャトー・カンボン
■原産地名称/A.O.C.ボジョレー・ヌーヴォー
■セパージュ/ガメイ(100%)
■ALC/11.5%
色調は輝きのある紫がかった明るいラズベリーレッド。粘性はさらっとしています。
香りはラズベリー、ブルーベリー、チェリー、イチゴの果実香にスミレ、牡丹、バラや甘草、丁子、シナモン等、とてもピュアな芳香が感じられます。
味わいは瑞々しい果実味と緻密でソフトな酸味から、穏やかで口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻には心地良いビター感を含んだフレッシュかつチャーミングなニュアンスを残す。
昨年と比較すると、ちょっとスマートな印象は拭えませんが…ガメイ・ヌーヴォーらしいキャピキャピ?した質感だけではなく、葡萄の旨味もしっかりと感じられるところは、2021年もラピエール・ファミリーの面目躍如といったところでしょうか。
☆HP 79pt