今回は、1872年に初めてカヴァを造り上げたスペイン王室御用達の名門ワイナリー、コドーニュ社と日本のメルシャン株式会社が、コンセプト・ワーク、パッケージ等を共同開発した日本限定商品である「バルセロナ・1872」シリーズの中から新商品である“ブリュット・オーガニック”をいただきました。
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【コドーニュ社とは?/サイトより引用】
1551年に創業された、バルセロナ近郊ペネデスのサン・サドゥルニ・ダイノアに本拠を構えるワイナリー。
1872年にスペインで初めてシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法によるスパークリングワインを製造し、これが「カヴァ」の誕生となりました。
1897年には、カヴァで初めてのスペイン王室御用達ワイナリーに指定され、今日に至るまで王室にカヴァを供給し続けています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/スペイン
■生産地/カタルーニャ州、ペネデス
■生産者/コドーニュ社
■原産地名称/D.O.カヴァ
■セパージュ/シャルドネ、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ
■ALC/11.5%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いイエロー。気泡はキメ細やかで、液面に勢いよく立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、リンゴ、花梨の果実香に白い花、菩提樹、スイカズラ、カモミールや甘草、アニス、焼いたパン、ナツメグ、貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいはドライなニュアンスを含んだ瑞々しい果実味と締りのある伸びやかな酸味から、溌溂とした泡の骨太なフレーヴァーが広がり、余韻に向けては旨みを伴ったビターかつミネラリーなテイストを残す。
フレッシュ感のある果実味と酸味を、ワイルドな泡が包み込んだ、しっかりとしたコクと厚みが感じられる、なかなか飲み応えのあるカヴァでございました。
☆ HP 78pt ☆