アンブラ/ロッソ・ディ・トスカーナ(2015) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

1870年に葡萄栽培を始めたのを起源とするワイナリー、「ファットリア・アンブラ」。
今回は、ワイナリーにとって最も重要な畑で樹齢50年程度の「サンタ・クリスティーナ・イン・ピッリ」のサンジョヴェーゼのみを使用して造られた日本限定のVINO ROSSOをいただきました。

■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、カルミニャーノ
■生産者/ファットリア・アンブラ
■原産地名称/I.G.T.ロッソ・ディ・トスカーナ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ(100%)
■ALC/14%

 



色調は輝きのあるエッジ部分がほのかにオレンジがかった濃いラズベリーレッド。粘性はやや強め。
香りはブラックベリー、カシス、干しプラム、イチジクの果実香に牡丹、シダ、バラや丁子、シナモン、ナツメグ、カカオ、樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいはビターなニュアンスを含んだまろやかな果実味と心地良いコクを感じる伸びやかな酸味から、しっかりとした厚みがありながらも、口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻にはほのかなスパイス感と果実のピュアな旨味を残す。

樹齢50年のサンジョヴェーゼ種らしい、芯のしっかりとした果実感を持ちながらも、飲み口はとても軽快。派手さはないものの、素朴で堅実な味わいを最初から最後まで楽しむことができる一本でした。

☆ HP 81pt

 

 


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