シャトー・サン・ロック/シメール(2018) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

アッサンブラージュの天才と評されるジャン・マルク・ラファージュ氏。
今回は“シャトー・サン・ロック/シメール”の2018年ヴィンテージをいただきました。

********
【ドメーヌ・ラファージュとは?/サイトより引用】
ドメーヌ・ラファージュは地中海とピレネー山脈に挟まれた地域に17世紀に設立されました。
現在のオーナーは6代目、ジャン・マルク・ラファージュ氏です。彼はアルゼンチンのドニャパウラやチリのサンタリタ等、世界の一流ワイナリーのワインコンサルタントとして知られるかたわら、そこで確立したノウハウを自身のドメーヌにフィードバックし、現在では規模、品質ともにルーションのベス・ドメーヌの一つと謳われています。
【シャトー サン・ロックとは?/サイトより引用】
シャトー サン・ロックはラファージュ氏が以前から醸造コンサルタントとして携わっていたシャトー。2007年より氏の所有となりました。粘土石灰岩の土壌。標高120~370メートルに位置し、コルビエールとフェヌーレの間から吹き降ろす風と南カタルーニャの強い日差しが、ブドウの生育に理想的な条件を与えています。
********



■ヴィンテージ/2018年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ラングドック・ルーション
■生産者/シャトー サン・ロック(ドメーヌ・ラファージュ)
■原産地名称/A.O.P.コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
■セパージュ/グルナッシュ、シラー、カリニャン
■ALC/15%

色調は輝きのある紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで凝縮感とアルコール度数の高さが感じられます。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、バラ、シダ、メントールや甘草、黒胡椒、カカオ、チョコレート、樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいは凝縮感のあるまろやかな果実味としなやかで優しい酸味をパワフルなタンニンのフレーヴァーが包み込んだボリューミーなテイストが広がり、余韻にはビターかつスパイシーなニュアンスとしっかりとしたアルコール感が残る。

まだまだタンニンやアルコール感の力強さが際立っており、ワイルドな味わいではありますが、これは時が解決してくれるかも知れません。
いすれにしても…現時点?で前回いただいた2017年VTには及びませんが。荒々しさの中にもこの価格帯では滅多に出会うことのできない上質のフィネスが感じられる良品といえそうです。
HP 82pt


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ