カルチェロ・ティント/ボデガス・カルチェロ(2017) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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今回はスペイン・フミーリャでトップクラスの造り手として評価の高い、「ボデガス・カルチェロ」の“カルチェロ・ティント”2017年VTをいただきました。

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【ボデガス・カルチェロとは?/サイトより引用】
ボデガス・カルチェロは1980年代初めに設立され、フミーリャを近代的なワイン産地へと発展させたパイオニア的ワイナリーのひとつです。葡萄栽培においても徹底的な調査が進められ、スペインでももっとも乾燥したこの地域で最初に科学的な水利用なども実践し、今ではシラーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローといった国際的な品種も栽培されています。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/スペイン
■生産地/ムルシア州、フミーリャ
■生産者/ボデガス・カルチェロ
■原産地名称/D.O.フミーリャ
■セパージュ/モナストレル(40%)、テンプラニーリョ(30%)、シラー(20%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(10%)
■ALC/14%

色調は輝きのあるほのかに紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は強め。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香に牡丹、針葉樹、シダ、メントールや甘草、黒胡椒、チョコレート、なめし皮、腐葉土、樽由来のヴァニラ香が感じられます。
味わいはビターなニュアンスを含んだまろやかな果実味と程良いコクを感じるしなやかで優しい酸味から、力強さがありながらも口当たり細やかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻にはしっかりとしたスパイシーかつミネラリーなテイストを残す。

国内某有名ワイン雑誌の旨安大賞に輝いた逸品。
全体的にスマートなボディながらも、しっかりとした奥行きのある味わいを楽しめる、エチケット同様に都会的でスタイリッシュな出来栄えの、コスパ率に優れたVINO TINTOでございました。
HP 79+pt

 


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