今回は2003年創業のルーマニアのワイナリー、「ドメーニレ・サハティーニ」のピノ・グリージョ100%のワインをいただきました。
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【ドメーニレ・サハティーニとは?/サイトより引用】
ドメーニレ・サハティーニは2003年に女性醸造家のアウレリア・ヴィシネスク氏によって創業されました。
ワイナリーと畑はムンテニア地方のデアル・マーレ地域の中央にあるミジル村近郊にあり、畑は合計で82haを所有。ここはカルパティア山脈の南の斜面にあたり、コート・デュ・ローヌ地方と同緯度、ブルゴーニュ地方と同気候で、雨は少なく朝晩の温度差が激しいのが特徴。葡萄の品質の良さで知られています。アウレリア氏の哲学はテロワールに強く影響を受けた葡萄を使いかつ、品種そのものの個性をしっかりと反映させることです。また環境に敬意を払い、最小限の人の介入で自然に近いブドウ栽培に努めています。
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■ヴィンテージ/2019年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/ルーマニア
■生産地/ムンテニア地方、デアル・マーレ、ミジル
■生産者/ドメーニレ・サハティーニ
■原産地名称/I.G.デアルリレ・ムンテニエイ
■セパージュ/ピノ・グリージョ(100%)
■ALC/13%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。粘性は中程度。
香りは柑橘類、リンゴ、花梨、メロンの果実香にアカシア、スイカズラや丁子、ハーブ、蜂蜜、貝殻、石灰のようなミネラル香のニュアンス。
味わいはソフトでまろやかな果実味と伸びやかで爽快な酸味から、心地良いコクを感じるビターなフレーヴァーが口中いっぱいに広がり、余韻に向けて少々のフレッシュ感を伴なったしっかりとしたミネラリーなテイストが持続。
ドメーニレ・サハティーニ、前にいただいたピノ・ノワールもなかなか上質な味わいでしたが、ピノ・グリージョも負けず劣らずの出来栄え。清らかで瑞々しいテイストの中にしっかりとしたコクのある旨味が感じられる一本でした。
☆ HP 82pt ☆