今回は、青森県を代表するニューヨーク発祥の葡萄品種「スチューベン」を使用し、白ワイン仕込みで造られた本州最北端にあるワイナリー、「サン・マモル・ワイナリー」の“津軽ワイン/ホワイト・スチューベン”をいただきました。
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【サン・マモル・ワイナリーとは?/サイトより引用】
青森県、下北半島。太平洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれた自然豊かな農場で、サン・マモル・ワイナリーのワインは造られています。
下北連山の裾のに広がる10ヘクタールの葡萄畑は、ワイン大国フランスの三大銘醸地の一つである、ブルゴーニュ地方と類似した気候を持つ地でもあります。北緯41度に位置した農場で、健康な土づくりにこだわり減農薬で葡萄を栽培しています
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/白
■タイプ/辛口
■農法/リュット・レゾネ
■生産国/日本
■生産地/青森県むつ市川内町
■生産者/サン・マモル・ワイナリー
■原産地名称/日本ワイン
■セパージュ/青森県産スチューベン(100%)
■ALC/11.5%
色調は輝きのある淡い山吹色。粘性は中庸。
香りは柑橘類、マスカット、メロン、白桃、花梨の果実香に白バラ、菩提樹や蜂蜜、ハーブ、ミネラル香等、芳醇な芳香が感じられます。
味わいは柔らかくまろやかな果実味と伸びやかで優しい酸味が調和したふくよかながらも軽快なフレーヴァーの広がりから、余韻に向けて心地良いビター感としっかりとしたミネラリーなニュアンスを残す。
食用葡萄品種らしい華やかな香りと風味を持ちつつも、全体的には本州最北端の冷涼なテロワールが生み出す、五臓六腑に染み渡るようなとても清らかで瑞々しいテイストが感じられる一本でした。
☆ HP 80pt ☆