今回は販売数量フランス国内№1を誇る、1976年創業の「ニコラ・フィアット」のヴィンテージ・シャンパン“ブラン・ド・ブラン”(2008)をいただきました。
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【ニコラ・フィアットとは?/サイトより引用】
ニコラ・フィアットは、1976年の創設からわずか30年余りで販売数量フランス国内№1、世界ベスト3とめざましい躍進を遂げたブランドです。伝統にとらわれない現代的で大胆なシャンパーニュ造りと優れたコスト・パフォーマンスにより、世界各国のホテル並びに高級レストラン、また近年ではエールフランスを始めとした数々の航空会社に搭載されるなど幅広い支持を獲得しています。
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■ヴィンテージ/2008年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、コート・デ・ブラン、シュイィ村
■生産者/ニコラ・フィアット
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/シャルドネ(100%)
■ALC/12%
色調は光沢のあるほのかにグリーンがかった淡い黄金色。気泡の量はキメ細やかで、ゆっくりと液面に立ち昇ってきます。
香りはグレープフルーツ、リンゴ、花梨、洋梨の果実香にアカシア、スイカズラ、菩提樹、ハーブや蜂蜜、焼いたアーモンド、ヘーゼルナッツ、ブリオッシュ、石灰のようなミネラル香等、複雑な芳香が感じられます。
味わいは膨らみのあるまろやかでソフトな果実味としっかりとしたコクのあるしなやかな酸味に、心地良いドライ感を伴った緻密でクリーミーな泡のフレーヴァーが包み込んだ上品で優雅なテイストがアタックから口中に広がります。余韻は長く、深さと広がりのある風味とミネラリーなニュアンスが持続。
ブラン・ド・ブランの真骨頂ともうべき綺麗な酸はもちろんのこと、清らかで瑞々しい味わいの中に12年熟成のしっかりとした複雑味と奥行きを感じさせてくれる、とても気品のあるシャンパンでした。
☆ HP 85pt ☆