今回は、アルゼンチン初の女性醸造家であるスサーナ・バルボ氏が経営しているワイナリー、「ドミニオ・デル・プラタ」のレッド・ブレンドをいただきました。
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【ドミニオ・デル・プラタとは?/サイトより引用】
家族経営のドミニオ・デル・プラタはアルゼンチン最大のワイン産地に設立された最も新しいワイナリーのひとつです。ワイナリーは首都のブエノス・アイレスからおよそ1000km西、チリのサンチアゴとアンデス山脈を挟んで向かい側にあり、アルゼンチンで最も名を知られた女性ワイン醸造家のスサーナ・バルボによって所有経営されています。
オーナーのスサーナ・バルボ氏はアルゼンチン初の女性ワインメーカーとして知られています。数々のワイナリーで活躍し、アルゼンチン人として初めてヨーロッパのワイナリーのコンサルタントを務めてきました。そしてペドロ氏というパートナー出会い2人のワイナリー、ドミニオ・デル・プラタが誕生しました。その一方で、スサーナ女史は2006年3月からアルゼンチンワイン協会の会長に就任し(現在は副会長)、アルゼンチンワイン界の発展に努めています。彼女はまさに現在のアルゼンチンワイン界を代表する人物といえます。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/アルゼンチン
■生産地/メンドーサ州
■生産者/ドミニオ・デル・プラタ
■セパージュ/シラー、マルベック、プティ・ヴェルド
■ALC/13%
色調は輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシスの果実香と牡丹、バラや甘草、ドライハーブ、黒胡椒、ほのかに樽由来のヴァニラ香も感じられます。
味わいはまろやかで柔らかい果実味と程良い伸びを感じる優しい酸味から、しっかりとした厚みがありながらも、口当たりしなやかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻にはビターかつスパイシーなニュアンスが残ります。
各々の葡萄の個性がうまく調和した、シンプル・イズ・ベストな味わい。
女性の醸造家ならでは?の優しさ感じる一本でした。
☆ 77+ pt ☆