今回は、あのルー・デュモンの仲田氏が日本の友人が経営する焼き鳥店のために、焼き鳥とのマリアージュを目指して造られた“キュヴェ・タガミ”をいただきました。
********
【ルー・デュモンとは?/サイトより引用】
ルー・デュモンは、日本人醸造家の仲田晃司氏が2000年にフランスのブルゴーニュ地方、ニュイ・サン・ジョルジュに設立したネゴシアン(農家から買い入れたブドウでワインを造る生産者)。
仲田氏は1995年、単身渡仏して各地の醸造家を訪ねながら修行を重ね、ルー・デュモンを立ち上げました。そのワイン造りには日本人的、職人的な、細部への徹底的なこだわりがあります。
「天・地・人」の文字が入った「ルー・デュモンシリーズ」のワインは、仲田氏が自ら厳選したブドウを、すべてブドウの状態のままで購入。ワイン造りのすべての工程において強いこだわりを持ち、日本人らしい繊細で丁寧なモノ造りの精神が表れたワインを造りだしています。
********
■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ
■生産者/ルー・デュモン
■原産地名称/A.C.ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン
■セパージュ/ピノ・ノワール(80%)、ガメイ(20%)
■ALC/13%
色調は輝きのある少々の赤みを帯びた明るく澄んだルビー色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、チェリー、イチゴの果実香と牡丹、バラ、スミレや甘草、シナモン、ナツメグ、腐葉土、なめし皮等の芳香が感じられます。
味わいはフレッシュ感を残すソフトで柔らかい果実味としなやかで口中に染み込むようなコクを感じる引き締まった酸味から、キメ細やかでシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻には心地の良いビターなテイストを伴ったエレガントなニュアンスが持続。
ピノ・ノワールは常に1種類で造られたワインというイメージがあるので、「ガメイと混ぜる“パス・トゥ・グラン”なんて邪道じゃ!」という方もおりますが(汗)、いやいやどうして…甘味、酸味、タンニンのバランス加減が絶妙で、チャーミングかつ軽快な飲み口。重からず、軽からず、まさに「優雅」な味わいです。
もちろん今回、焼き鳥に合わせてみましたが、これがまた相性抜群!特にタレ焼きは悶絶ものでございました。(笑)
☆ 82 pt ☆