クロ・デュ・ヴァル/カベルネ・ソーヴィニヨン(2014) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伝説のパリ・テイスティング事件で、フランス・ワインに勝利したワイナリー、“クロ・デュ・ヴァル”。
今回は、厳選した自社畑のブドウのみを使用し、2014年ヴィンテージからリリースされた新たなスタンダード・キュヴェをいただきました。

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【クロ・デュ・ヴァル社とは?/サイトより引用】
クロ・デュ・ヴァル(仏語)とは、「小さな谷の小さな畑」を意味し、フランスのボルドーに匹敵するワインの生産を目指し、米国はナパ・ヴァレーのスタッグス・リープ・ディストリクトを生産拠点として、1972年に創立。
「ナパ・ヴァレーの傑出した果実味とヨーロッパ伝統のワイン・メーキング手法の融合」を目指したエレガントな味わいが強調された同社のワイン・スタイルは、1986年にパリで開催されたテイスティングにおいて、同社のワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン1972)がトップに選ばれるなど、その実力を世界に示し、ワイン界において、その品質が高く評価されている。
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■ヴィンテージ/2014年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アメリカ
■生産地/カリフォルニア州、ナパ・ヴァレー、スタッグス・リープ・ディストリクト
■生産者/クロ・デュ・ヴァル
■原産地名称/A.V.A.ナパ・ヴァレー
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(93%)、メルロー(3.5%)、カベルネ・フラン(3.5%)
■ALC/14.1%

色調は光沢のあるほのかに紫がかった濃いガーネット。粘性は豊かで凝縮感が感じられます。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干したレーズンの果実香と牡丹、シダ、メントール、針葉樹、杉、黒胡椒、樽由来の心地よいヴァニラやロースト香。
味わいはアタックからまろやかで柔らかい果実味と穏やかで優しい酸味が口中に広がり、コクのあるビターかつスパイシーなテイストを伴った肉厚なタンニンのフレーヴァーが余韻として長く持続。

力強さと優しさが同居したカリ・カベの王道的な味わい、流石の歴史と実績の味わいを堪能できる鉄板ワインと言って間違いないですね。

☆ 82 pt ☆

 

 


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