今回は某大手リカーショップで購入した、驚くほど情報量の少ない(笑)、スペイン産のシラー100%?のVino Tintoをいただきました。
■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/スペイン
■生産者/リオ・リンド
■原産地名称/ヴィン・デスパーニュ
■セパージュ/シラー
■ALC/14%
色調は光沢のある紫がかった濃いガーネット。粘性は強め。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、スミレ、針葉樹、メントールや甘草、黒胡椒、カカオ、ほのかに樽由来のヴァニラ香が感じられます
味わいはアタックから膨らみのある濃厚な果実味と穏やかで優しい酸味が口中いっぱいに広がります。タンニンは程良い厚みでしなやか、余韻に向けてはビターかつスパイシーなニュアンスと葡萄のしっかりとした旨味が残ります。
シラーというより、オーストラリアのシラーズに近いボリューミーな味わい。ワイルドなテイストがお好きの方には持って来いかも?(笑)。
それにしても…生産者はもちろんのこと、生産地さえも「?」…情報過多の現代の中、ある意味レトロチックであり、カルト感ありありの一本でした。
☆ 78+ pt ☆