シャトー・サン・ロック・シメール/ドメーヌ・ラファージュ(2017) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、アッサンブラージュの天才と評されるジャン・マルク・ラファージュ氏が手掛けた「シャトー・サン・ロック」のVIN ROUGEをいただきました。

 

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【ドメーヌ・ラファージュとは?/サイトより引用】
ドメーヌ・ラファージュは地中海とピレネー山脈に挟まれた地域に17世紀に設立されました。
現在のオーナーは6代目、ジャン・マルク・ラファージュ氏です。彼はアルゼンチンのドニャパウラやチリのサンタリタ等、世界の一流ワイナリーのワインコンサルタントとして知られるかたわら、そこで確立したノウハウを自身のドメーヌにフィードバックし、現在では規模、品質ともにルーションのベス・ドメーヌの一つと謳われています。
【シャトー サン・ロックとは?/サイトより引用】
シャトー サン・ロックはラファージュ氏が以前から醸造コンサルタントとして携わっていたシャトー。2007年より氏の所有となりました。粘土石灰岩の土壌。標高120~370メートルに位置し、コルビエールとフェヌーレの間から吹き降ろす風と南カタルーニャの強い日差しが、ブドウの生育に理想的な条件を与えています。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ラングドック・ルーション
■生産者/シャトー サン・ロック(ドメーヌ・ラファージュ)
■原産地名称/A.O.P.コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
■セパージュ/グルナッシュ、シラー、カリニャン
■ALC/15%


色調は輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は豊かで凝縮感とアルコール度数の高さが感じられます。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、バラ、スミレやメントール、シダ、甘草、樽由来のしっかりとしたヴァニラ香等が調和。
味わいは濃縮感のあるまろやかな果実味と伸びやかで心地良いコクを感じる酸味から、しっかりとした骨格を持った厚みのあるタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻にはビターかつスパイシーなニュアンスとアルコール感を強く残す。

まだまだ若いとも言えますが、この元気さがこのワインの持ち味とすれば、今が飲み頃なのかも知れません。ただ単にパワフルなだけではなく、味わいに深さと広がりが感じられます。
価格帯的に非常にコスパ率に優れたワインといって間違いのないとてもリッチなVIN ROUGEでした。

☆ 84+ pt ☆



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