ラヴィニョーネ/バルベーラ・ダスティ(2017) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は1997年設立の新進気鋭のワイナリー、「ピコ・マッカリオ」の“バルベーラ・ダスティ”をいただきました。

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【ピコ・マッカリオとは?/サイトより引用】
ピコとヴィタリアーノ、二人のマッカリオ兄弟が祖父カルロの遺志をついでワイン造りを行っています。
バルベーラがもっとも適した土地のひとつ、アスティ県のモンバルッツォのなだらかな丘にほぼ一区画の70haの畑を所有、ピエモンテの中でひとつのまとまりとしては最も広い畑となっています。そのうちの8割でバルベーラを栽培。さまざまなクローンの研究や新技術の導入など、葡萄栽培に適した土壌からさらに高い品質のワインを目指して進化しています。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、モンバルッツォ村
■生産者/ピコ・マッカリオ
■原産地名称/D.O.C.G.バルベーラ・ダスティ
■セパージュ/バルベーラ(100%)
■ALC/13.5%

色調は輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの果実香とバラ、シダ、スミレ、針葉樹や紅茶、シナモン、丁子の芳香から、チョコレート、カカオ、ほのかに樽由来のヴァニラ香や腐葉土、なめし皮のニュアンスも感じられます。
味わいはソフトでジューシーな果実味、キュートで伸びやかな酸味がアタックから口中でバランスよく調和。タンニンはしっかりとした厚みがあるものの、口当たりはとてもシルキーで、余韻に向けては程良いビターかつスパイシーなテイストが残ります。

繊細ながらもなかなかグラマーなストラクチャーを併せ持った、芯のしっかりとした味わいを楽しめるVINO ROSSOでした。

☆ 79 pt ☆

 

 


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