今回は、独自の栽培理論に基づき生食用葡萄を育て続けている栽培家の池川 仁氏が、シャトー酒折ワイナリーのマスカット・ベーリーA種のワイン造りに共鳴し、醸造家である井島正義氏と共に造り上げられた、無濾過で瓶詰した特別限定ワインをいただきました。
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【シャトー酒折ワイナリーとは?/サイトより引用】
シャトー酒折ワイナリーは、世界のワインを輸入する木下グループが、日本で自らのワイン造りを目指し1991年山梨県甲府市に設立したワイナリー。
ワイン造りにおいては、「毎日の食卓でお楽しみいただける、安くて美味しい国産ワイン」を目指して日々努力を続けている。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/日本
■生産地/山梨県甲府市酒折町
■生産者/シャトー酒折ワイナリー
■原産地名称/日本ワイン
■セパージュ/マスカット・ベーリーA(100%)
■ALC/13%
色調は輝きのある紫がかった淡いルビー色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、、ブルーベリー、イチゴ、乾燥イチジクの果実香と牡丹、バラ、スミレや甘草、シナモン、丁子から、ナツメグ、なめし皮、土、ほのかにヴァニラ香やロースト香が感じられます
味わいは円みのあるソフトな果実味と溌溂とした酸味に、しなやかでサラサラとしたタンニンのフレーヴァーが溶け込んだ喉越し滑らかなテイストがアタックから感じられ、余韻にはビターかつフレッシュなニュアンスが残る。
マスカット・ベーリーAというと、新鮮でピチピチした果実味と切れのある酸味が印象的なのですが、酒折さんのベーリーAはそれだけではなく、とても柔らかい果実の旨味が感じられます。
他とはちょいと趣の違ったベーリーAを楽しむことのできる一本ですね。
☆ 78+ pt ☆