メアリー・ステュアート/キュヴェ・ド・ラ・レイヌ・ブリュット(N・V) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

シャンパーニュ地方をこよなく愛した、16世紀のスコットランド女王であり、フランス王妃でもあったメアリー・ステュアート女王。
その彼女のオマージュとして1867年から造られているシャンパンを今回はいただきました。

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【メアリー・ステュアートとは?/サイトより引用】
1897年にシャンパーニュ地方のランスにメゾンを設立。シャンパーニュ地方の3大ぶどう産地であるモンターニュ・ド・ランス、コート・ド・ブラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのぶどう畑から高品質ぶどうを厳選し、現在にかけて上質なシャンパン造りを行っています。
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■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、モンターニュ・ド・ランス、タイシー
■生産者/メアリー・ステュアート
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/ピノ・ムニエ(45%)、ピノ・ノワール(30%)、シャルドネ(25%)
■ALC/12%

色調は輝きのあるほのかにオレンジ色を帯びた淡い黄金色。気泡はキメ細やかでゆったりと液面に立ち昇ってきます。
香りはグレープフルーツ、リンゴ、オレンジ、洋梨の果実香と牡丹、キンモクセイ、バラ、菩提樹、スイカズラや蜂蜜、焼いたパン、炒ったアーモンド、石灰のようなミネラル香やスパイス香のニュアンスが感じられます。
味わいはフレッシュ感を伴ったまろやかな果実の旨味と舌の奥に程良いコクを感じる伸びやかでクリーンな酸味から、膨らみのある泡の刺激的でありながらも、シルキーなフレーヴァーが広がり、余韻にはビターかつミネラリーなテイストが口中に残ります。

何かが強く主張するでもなく、良い意味で各々の味わいのバランス加減に優れた安定感のあるテイストのシャンパンでした。

☆ 81 pt ☆

 


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