今回は、2018年のサクラワインアワードでダイヤモンド・トロフィーを受賞した「ボデガス・サン・アレハンドロ」のVino blancoをいただきました。
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【ボデガス・サン・アレハンドロとは?/サイトより引用】
ボデガス・サン・アレハンドロは、1962年に設立。協同組合のワイナリーで、組合員は350、栽培面積は1,100ヘクタールを有しています。マドリッドとリオハの中間の、アラゴン州カラタユドに位置し、カラタユドはリオハの1/10程の小さな地域です。畑の標高は平均800mと高く、降水量が少なく、昼夜の寒暖の差が激しい為、果実味に富んだワインが造られています。ボデガス・サン・アレハンドロは海外でも評価が高く、『ワインレポート2007』及び『ワインレポート2008』という書籍において、スペインの“ベスト・バリュー・プロデューサー”に選ばれました。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/スペイン
■生産地/アラゴン州、カラタユド
■生産者/ボデガス・サン・アレハンドロ
■原産地名称/D.O.カラタユド
■セパージュ/ビウラ(50%)、ガルナッチャ・ブランカ(50%)
■ALC/13%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。粘性は弱め。
香りはグレープフルーツ、白桃、オレンジ、花梨の果実香とキンモクセイ、シトラス、シナモン、ハーブや甘草、バター、火打石、ほのかに石灰のようなミネラルやスパイス香等が感じられます。
味わいはしっかりとしたコクを感じるまろやかな果実味と少々のビター感を伴ったキレのある伸びやかな酸味がバランスよく調和。余韻にはフレッシュかつミネラリーなニュアンスが口中に長く持続します。
爽快感と複雑性を併せ持った、なかなか味わい深いVino blanco。もしブラインドでいただいていたら、このお値段とはちょっと思えないかも…(笑)
いずれにしても、コスパ率の高い一本と言って間違いないかと思います。
☆ 80 pt ☆