カイアロッサ/ペルゴライア(2012) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、“カイアロッサ/ペルゴライア”の2012年ヴィンテージをいただきました。

********
【カイアロッサとは?/サイトより引用】
カイアロッサは、1998年にベルギー人によってトスカーナ州のアドレア海を見下ろすリバルベッラの丘陵地に設立されました。その後2004年からは、この土地に魅せられたシャトー・ジスクール、シャトー・デュテルのオーナーのエリック・アルバダ・イエルヘルスマが所有しています。
ワイナリーを管理しているドミニク・ジェノーは、エマニュエル・ルジェの下で醸造学を学び、シャトー・ジスクールで醸造の実習を経た後、26歳の若さで醸造責任者として抜擢されています。
カイアロッサでは、自社の哲学に共通するビオディナミ農法を導入し、初ヴィンテージのリリースは2002年、国内外で大きな注目を浴び、自然に基づいた伝統と現代の思想が融合する、新しいスーパータスカンとして更なる成長が期待されています。
********



■ヴィンテージ/2012年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/ビオディナミ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、ピサ、リパルヴェッラ
■生産者/カイアロッサ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ(90%)、メルロー(6%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(4%)
■ALC/13.5%

色調は輝きのある紫がかった濃いめのルビー色。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、セイヨウスグリ、プラム、カシスの果実香とシダ、バラ、牡丹、ゼラニウムやシナモン、ナツメグ、甘草、丁子、樽由来のスモークやヴァニラ香、ほのかに血液やスパイシーなニュアンスも感じられます。
味わいはフレッシュ感を伴ったまろやかな果実味と生き生きとした伸びやかな酸味から、しっかりとした力強さとキメ細やかさを感じるとても洗練されたタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻に向けては口中全体に染み込むようなスパイシーかつビターな心地良いテイストが長く持続します。

昨年に引き続き(2006年VT)、今回は2012年VTをいただきました。
2006年と比較すると、やはり若さと良い意味での勢いを感じさせてくれる味わいに仕上がっています。
ポテンシャルの高さは申し分ないので、今後の成長?具合がとても楽しみな一本と言えそうです。

☆ 83+ pt ☆

 

 


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ村