チャカナ・エステート・セレクション/マルベック(2015) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、久しぶりに“チャカナ・エステート・セレクション/マルベック”の最新ヴィンテージ(2015年)をいただきました。

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【チャカナ・エステートとは?/サイトより引用】
南米アルゼンチンのメンドーサから34km南下したワイン産地「ルハン・デ・クージョ」に約300haの自社畑を所有する新興ワイナリー。
チャカナとは古代アンデスの言葉で南十字星を意味します。十字が示す4点には生命の源に必要な要素があり、1つは太陽、そして地球が創り上げた空気と、水と土。これらは同時にアンデスの人々の文化に欠かせない農業を司る象徴、自然の力、古代アンデスの知恵と文化に敬意を表し、ワイン造りをただの生業としてではなく、自然と共存しながら美しいアンデスの山々を、地球を守り続けたいとの誓いを込めています。
アンティノーリで醸造長を務めた後に独立し、テスタマッタのコンサルティングを務めるなど注目を集めるアルベルト・アントニーニ氏をコンサルタントに迎え、ワインメーカーにも、テスタマッタで研鑽を積んだ、ガブリエル・ブロワーズ氏が就任。最強チームでワイン造りにあたっています。
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■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アルゼンチン
■生産地/メンドーサ州、ルハン・デ・クージョ
■生産者/ボデガ・チャカナ・エステート
■セパージュ/マルベック(100%)
■ALC/14%

色調は深みのある黒みを帯びた濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブラックベリー、ブルーベリー、カシス、干しプラムの果実香とスミレ、針葉樹、杉、シダ、メントールや甘草、丁子、黒胡椒、ビターチョコ、コーヒー、ほのかに樽由来のヴァニラ香も感じられます。
味わいは膨らみのある豊かな果実味、しなやかで伸びのある酸味と肉厚ながらもシルキーな舌触りのタンニンがバランス良く調和。余韻に向けては少々のビターかつスパイシーなテイストが加味された引き締まったフレーヴァーが口中に広がります。

力強さと優しさのハーモニー…どのヴィンテージをいただきても、常に満足感を与えてくれる秀逸なマルベック。最新ヴィンテージでも健在でした。

☆ 83+ pt ☆

 

 


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