ル・プティ・レオ(2015) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

ボルドーで活躍する日本人醸造家・篠原麗雄氏の「クロ・レオ」。
今年、麗雄氏が監修したボジョレーをいただきましたが…今回は、クロ・レオのすぐ隣に位置する醸造所「P.L.バラード」と篠原氏がタッグを組み、気軽にクロ・レオのスタイルを感じられるワインとして商品化された、いわば弟分的な“ル・プティ・レオ”をいただきました。



■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/リュット・リゾネ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、カスティヨン・コート・ド・ボルドー
■生産者/クロ・レオ
■原産地名称/A.O.P.カスティヨン・コート・ド・ボルドー
■セパージュ/    メルロー(80%)、カベルネ・ソーヴィニヨン&カベルネ・フラン(20%)
■ALC/14%

色調は輝きのあるやや紫がかった濃いめのルビー色。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラム、プルーンの果実香とスミレ、針葉樹、シダ、メントール、杉、甘草、丁子、スパイス香や樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいはフレッシュ感を伴ったまろやかな果実味と穏やかで優しい酸味から、しっかりとした厚みのあるタンニンのフレーヴァーが口中に広がり、余韻にはビターかつスパイシーなニュアンスが程良く持続。

抜栓直後は硬い印象でしたが、時間の経過とともに味わいのバランス加減がとれてきます。2015年という若いヴィンテージではありますが、ビッグ・ヴィンテージといわれるだけの力強さとエレガント性が同居したポテンシャルの高さがうかがえる一本でした。

☆ 82+ pt ☆

 

 


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ村