今回は、一度見たら忘れられないエチケットが印象的な、“フリークショー(見世物小屋)”という名のワインをいただきました。
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【マイケル・デイヴィッド・ワイナリーとは?/サイトより引用】
ワイナリーの設立は1984年。マイク・フィリップスは一家の農園で父親と一緒に働き始め、自身のワインを作り始めました。彼と弟のデイビットはカリフォルニア大学デイヴィス校でワイン醸造学の学位を取得し、二人でワイナリーを設立。正式なワイナリーとなった1984年を皮切りに、現在はローダイとソノマで300ヘクタール以上の葡萄畑を所有しています。彼らはローダイの「サステナビリティー・ムーヴメント(持続性のある農業推進運動)」のリーダーであり、カリフォルニアのワイン栽培地域の環境活動の青写真となっています。
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■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アメリカ
■生産地/カリフォルニア州、ローダイ
■生産者/マイケル・デイヴィッド・ワイナリー
■原産地名称/A.V.A.ローダイ
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(90%)、プティ・シラー(10%)
■ALC/14.5%
色調は輝きのある紫がかった濃いめのガーネット。粘性は中庸。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、杉、メントール、シダやシナモン、ドライハーブ、チョコレート、コーヒー、甘草、丁子から、樽由来のヴァニラ、スモーク香等が感じられます。
味わいはソフトでまろやかな果実味としなやかで優しい酸味をしっかりとした肉厚感がありながらも滑らかさを兼ね備えたタンニンのフレーヴァーが包み込んだ、程良いボリューム感を感じさせてくれるスマートなテイスト。余韻に向けてはほのかなビター感を含んだスパイシーなニュアンスが口中に残ります。
一種独特の世界観を感じるインパクトのあるエチケットとは裏腹に、味わいは良い意味で「ストレート」。
抜栓直後から美味しくいただけるのはホント嬉しい限りです。
☆ 80+ pt ☆