今回は、皇室御用達の日本を代表するワイナリー『ルミエール』が、山梨県笛吹市一宮町南野呂の甲州種を100%使用し、アルコール発酵(1次発酵)中に瓶詰めを行い、自然な炭酸ガスを含ませたペティヤン・タイプのスパークリングをいただきました。
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【ルミエールとは?/サイトより引用】
1885年創業の山梨を代表するワイナリー“ルミエール”。
「本物のワインを造るには本物のブドウを育てること」という創業以来受け継がれてきた理念を忠実に守り、自社の農園の開拓・醸造技術の向上を図るなど「ルミエール=光」という名のごとく、ワイン文化に輝きを与える格式と風格あるワイン造りを続け、大正時代には宮内庁御用達となった由緒正しいワイナリーです。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/微発泡(白)
■タイプ/辛口
■生産国/日本
■生産地/山梨県笛吹市一宮町南野呂
■生産者/ルミエール
■セパージュ/甲州(100%)
■ALC/10%
色調は輝きのあるグリーンがかった淡いイエロー。気泡の量は少なめなものの、キメは細やか。
香りはグレープフルーツ、レモン、リンゴ、オレンジの果実香とアカシア、キンモクセイ、菩提樹、スイカズラから、丁子、焼いたパン、石灰のようなミネラル香が感じられます。
味わいはフレッシュなニュアンスを伴ったまろやかな果実味とクリーンで伸びやかな酸味から、クリーミーで心地良い泡の刺激が口中全体に染み込むように広がり、余韻にはビターかつミネラル感を含んだ上品なテイストが長く持続。
抜栓直後の冷えた状態では、緻密さが感じられるとてもクリーンな味わいが、温度が上がってくるとそれにコクと深みが感じられ、複雑味のある味わいに変化してきます。
じっくりと味わえる、なかなかクオリティの高いジャパニーズ・スパークリングでした。
☆ 80+ pt ☆