スティナ/プラヴァツ・マリ・バリック(2012) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回いただいたのはクロアチアのワイン。
何を隠そう?クロアチアはワイン消費量が世界6指に入るワイン消費国。ワイン造りの歴史も古く、紀元前4世紀まで遡るんだそうです。今まではほとんどが国内で消費されていたそうですが、近年は輸出も増えてきたとのこと、これからはさらに注目の産地となりそうですね。

 

ちなみにエチケットはご覧の通り、真っ白なキャンバスのようです。
youtube動画のように、いただいた後にエチケットに絵でも描きたいところでしたが、残念ながら絵心nothingなもので断念!(笑)

 

 

■ヴィンテージ/2012年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/クロアチア
■生産地/ダルマチア、ブラチ島
■生産者/ヤコ・ヴィノ・ワイナリー
■セパージュ/プラヴァツ・マリ(100%)
■ALC/13.5%


色調は光沢のある紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、バラ、杉、シダ、ドライハーブ、甘草、丁子、ナツメグ、紅茶等から、スパイス、ミネラル、樽由来のヴァニラやスモーキーな芳香が感じられます。
味わいはアタックからしっかりとしたビターなニュアンスを伴ったフレッシュな果実味とシャープな酸味が口中に広がります。タンニンはかなり肉厚で力強さを感じ、余韻にはドライかつスパイシーなニュアンスが長く持続。

「プラヴァツ・マリ」という品種は「ジンファンデル」のルーツとも言われているんだそうですが、どちらかといえば「カベソー」に近い香りと味わい。
全体的に青臭さを感じますが、かなり個性的でパンチのきいた一本でした。

☆ 79 pt ☆

 

 


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