ジュブレ・シャンベルタン村でトップの生産者として評価の高いクロード・デュガが新たなネゴシアンとして立ち上げたワイナリー、「ラ・ジブリオット」のVIN ROUGEを今回はいただきました。
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【ラ・ジブリオットとは?/サイトより引用】
ラ・ジブリオットは、ジュヴレ・シャンベルタン最高峰に数えられる生産者「クロード・デュガ」のネゴシアン部門。父クロード氏の監修の下、氏の子供たちが手がけています。
2002年にファースト・ヴィンテージがリリースされ、ワイン業界でも非常に注目を集めました。
ワインは20~30の区画の中から、クロード一家全員で葡萄の持つ芳香と個性を重視して厳選。熟成はラ・ジブリオットのカーヴにて注意深く樽熟成させます。
こまめに行うウイヤージュ、手作業の澱引き等、クロード・デュガの伝統的技術がふんだんに引き継がれています。
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■ヴィンテージ/2014年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■農法/リュット・レゾネ
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ、ジュヴレ・シャンベルタン
■生産者/ラ・ジブリオット
■原産地名称/A.O.C.ジュヴレ・シャンベルタン
■セパージュ/ピノ・ノワール(100%)
■ALC/13%
色調は輝きのある紫がかった明るいルビー色。粘性は弱めで、比較的さらっとした印象。
香りはラズベリー、ブルーベリー、チェリーの果実香と牡丹、スミレ、バラや甘草、シナモン、ナツメグから、腐葉土、なめし皮、ほのかに香る樽由来のヴァニラ香等、上品で複雑な芳香が感じられます。
味わいはまろやかでジューシーな果実味と滑らかでキメ細やかな酸味がバランス良く調和した深みのあるエレガントなテイスト。タンニンはヴェルベットのようにキメ細やかでどこまでもシルキー、まさに澄み切った川の流れのような喉越しが感じられ、余韻に向けては心地の良いビターなテイストを含んだフレッシュかつミネラリーなニュアンスが長く持続します。
甘味、酸味、渋味が三位一体となった優雅で気品のある味わいを堪能できるとても上質のピノ・ノワール。
最近はブル・ピノをいただく機会が少なかったのですが…秋の夜長、ゆるりと杯を傾けるにはやはり最高ですな。(笑)
☆ 83+ pt ☆