今回は、世界的に有名なボルドーのロスチャイルド家の3社(シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・クラーク・ロートシルト)が、シャンパーニュ地方で造り上げたシャンパンをいただきました。
■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ
■生産者/シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/シャルドネ(60%)、ピノ・ノワール(40%)
■ALC/12%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった淡い黄金色。気泡の量は多くキメ細やかで、グラスの中を舞うように立ち昇ってきます。
香りはグレープフルーツ、レモン、リンゴ、オレンジ、花梨の果実香と菩提樹、スイカズラや炒ったアーモンド、焼いたパン、バター、蜂蜜から、石灰のようなミネラル香のニュアンスが感じられます。
味わいはビターなニュアンスを含んだまろやかな果実味と伸びのあるクリーンな酸味にクリーミーで程良いドライ加減の泡のフレーヴァーが溶け込んだエレガントなテイストが広がり、余韻にはフレッシュかつミネラリーなコクのあるフレーヴァーが持続。
シャンパンがシャンパンたる所以ともいえる、舌の奥に差し込むようなコクと厚みのある味わいが、アタックからフィニッシュまで感じられる、これぞシャンパ~ン的な王道の一本に仕上がっています。ロスチャイルド家、恐るべし!(笑)
☆ 82+ pt ☆