カイアロッサ/ペルゴライア(2006) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回はフランス・ボルドーの格付けシャトーのオーナーがイタリアに所有する“カイアロッサ”のスーパータスカンをいただきました。
ちなみにエチケットに描かれているのは酒神バッカス!いただく前からそそられます?(笑)

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【カイアロッサとは?/サイトより引用】
カイアロッサは、1998年にベルギー人によってトスカーナ州のアドレア海を見下ろすリバルベッラの丘陵地に設立されました。その後2004年からは、この土地に魅せられたシャトー・ジスクール、シャトー・デュテルのオーナーのエリック・アルバダ・イエルヘルスマが所有しています。
ワイナリーを管理しているドミニク・ジェノーは、エマニュエル・ルジェの下で醸造学を学び、シャトー・ジスクールで醸造の実習を経た後、26歳の若さで醸造責任者として抜擢されています。
カイアロッサでは、自社の哲学に共通するビオディナミ農法を導入し、初ヴィンテージのリリースは2002年、国内外で大きな注目を浴び、自然に基づいた伝統と現代の思想が融合する、新しいスーパータスカンとして更なる成長が期待されています。
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■ヴィンテージ/2006年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/ビオディナミ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、ピサ、リパルヴェッラ
■生産者/カイアロッサ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ(80%)、カベルネ・フラン(8%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(7%)、メルロー(5%)
■ALC/13.5%

色調は輝きのある紫がかった濃いルビー色。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ラズベリー、プラム、カシスの果実香と牡丹、バラ、シダ、ゼラニウムやシナモン、ナツメグから、樽由来のロースト香やスパイス香等、豊かな芳香が感じられます。
味わいはフレッシュ感を含んだ凝縮感のあるまろやかな果実味とキメ細やかでハリと伸びのある酸味が、力強さがありながらも口当たり滑らかなタンニンに絶妙に溶け込んだ洗練されたエレガントなテイスト。余韻に向けては心地良いスパイシーな風味が加味され、さらなる深みのあるフレーヴァーが長く持続します。

抜栓直後は少々の硬さが感じられますが。時間の経過とともに果実味、酸味、タンニンが三位一体となったテイストに変化。
いやぁ~素晴らしいクオリティのスーパータスカンでした。さらなる上級キュヴェ、いただきたくなっちゃいます。(笑)

☆ 84 pt ☆

 

 

 


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