バッドボーイ(2007) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

ワイン商(ネゴシアン)兼シャトー・ヴァランドローのオーナーで、ガレージワインの先駆者として知られる、ジャン・リュック・テュヌヴァン氏が、サンテミリオン、サンテミリオン衛星地区、ポムロール、フロンサックの葡萄を使用して造ったVIN ROUGE。
ちなみに“バッドボーイ”というワイン名の由来となったのは、ジャン・リュック・テュヌヴァン氏を“やんちゃ者”と評したローバート・パーカーの言葉からなんだそうです。



■ヴィンテージ/2007年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、フロンサック、
■生産者/ジャン・リュック・テュヌヴァン
■原産地名称/A.O.C.ボルドー
■セパージュ/メルロー(95%)、カベルネ・フラン(5%)
■ALC/13%

色調は紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの果実香と牡丹、針葉樹、シダ、メントールや甘草、丁子、ナツメグ、コーヒー、カカオの芳香から、ほのかなスパイス香と樽由来と思われるヴァニラ香が感じられます。
味わいはアタックからまろやかな果実味と穏やかで円みのある酸味、しっかりとした肉厚なタンニンのフレーヴァーが口中に広がり、余韻には少々強めのビターなテイストが残ります。

いかにもボルドー右岸!らしい、メルロー主体の真骨頂であるふくよかで豊満な味わいが楽しめます。
ただ…抜栓直後はかなりの硬めなので、ゆっくりと時間をかけていただくか、デキャンタージュは必須かも?(笑)

☆ 80 pt ☆

 

 


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