今回は、偉大な音楽家「ジュゼッペ・ヴェルディ」生誕200年を記念して造られた、カンティネ・チェチのランブルスコをいただきました。。
ちなみに、ワインにある「1813」はそのヴェルディの生誕年なんだそうです。
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【カンティネ・チェチとは?/サイトより引用】
エミリア・ロマーニャ州の西部に位置するパルマ県に1938年、トラットリアの亭主だったオテッロ・チェチ氏によって設立された「カンティネ・チェチ」。
ランブルスコの秘められた可能性を確信した氏は、ワイナリーの創設以来、何よりも葡萄そのものの質を上げることに情熱と努力を惜しみなく注いできた。通常30,000㎏/haと言われていたぶどうの収量を10,000㎏/haまで抑えるなど、地酒として消費されていたランブルスコの概念を超えるワインを目指し、2003年にはオテッロ・ネロディランブルスコをリリース。ドゥエミラヴィーニ誌5グラッポリやヴィニタリー最高金賞などを総なめにし、世界でも有数の評価を得るランブルスコ生産者のひとりとなった。現在では、ワイナリーの信念を受け継いだオテッロの子供や孫も加わり、素晴らしいワインの数々を造り続けている。
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■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(赤)
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/エミーリア・ロマーニャ州、パルマ
■生産者/カンティネ・チェチ
■原産地名称/I.G.T.ランブルスコ・エミリア
■セパージュ/ランブルスコ・マエストリ、ランブルスコ・マラーニ
■ALC/11%
色調は輝きのある黒みがかった濃いガーネット。粘性は弱め。
香りはブルーベリー、ラズベリー、カシス、イチゴ、カシスの果実香とスミレ、アニスやチョコレート、カカオ、ほのかに腐葉土の芳香も感じられます
味わいはフレッシュ感のあるまろやかな果実味と穏やかで心地の良い酸味が調和。泡の刺激は微発泡としてはしっかりめのドライなフレーヴァーが感じられ、余韻には少々のビターなニュアンスを伴ったフレッシュなテイストが残る。
思った以上に泡の刺激が強めな印象。
全体的にはスムーズかつクリーンなテイストで、とても飲み心地の良いランブルスコでした。
☆ 78 pt ☆