ブルゴーニュに居を構える日本人醸造家“仲田晃司”氏が立ち上げたネゴシアン“ルー・デュモン”。
最近では、NHKの「プロフェッショナル“仕事の流儀”」に取り上げられ、話題沸騰中と言ったところですが、今回はその仲田氏が手掛けたクレマン・ド・ブルゴーニュのブラン・ド・ブランをいただきました。
■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ
■生産者/ルー・デュモン
■原産地名称/A.O.C.クレマン・ド・ブルゴーニュ
■セパージュ/シャルドネ(100%)
■ALC/12%
色調は輝きのある澄んだレモンイエロー。気泡の量は多めでキメ細やか。
香りはグレープフルーツ、レモン、オレンジの果実香と白い花、金木犀、アカシア、スイカズラやハーブ、蜂蜜、火打石、石灰のようなミネラル香のニュアンス。
味わいはフレッシュ感を伴ったまろやかな果実味と生き生きとしたシャープな酸味をしっかりとした泡の刺激的なフレーヴァーが包み込んだクリーンかつミネラリーなテイストがアタックから口中に広がり、余韻に向けては心地良いビター感を含んだコクのあるピュアな酸が残ります。
あの「ブルゴーニュの神様」と呼ばれた醸造家、故アンリ・ジャイエ氏が絶賛したと言われるクレマン。
日本人の緻密さとブルゴーニュのエレガントなテロワールが融合したその透き通るような味わいが楽しめるとても素晴らしいクレマンでした。
☆ 82 pt ☆