イタリア・マルケ州を代表するワイナリー“ウマニ・ロンキ”がアブルッツォ州に所有する“ヨーリオ”という名の単一畑の葡萄で造られたワイン。2年前の2011年ヴィンテージに引き続き、今回は2013年ヴィンテージをいただきました。
■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/アブルッツォ州
■生産者/ウマニ・ロンキ
■原産地名称/D.O.C.モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
■セパージュ/モンテプルチアーノ(100%)
■ALC/13.5%
色調は輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、プラム、プルーンの果実香から、スミレ、針葉樹、甘草、丁子、ハーブや胡椒、チョコレート、ほのかに樽由来のヴァニラ香が感じられます。
味わいはとても豊かでまろやかな果実味と締りのある酸味から、そこそこの厚みがありながらもシルキーなタンニンが口中に広がり、ビターかつスパイシーなニュアンスが余韻として残ります。時間の経過とともに全体的に力強さが増してきますが、決して過剰になるほどではなく、滑らかさは最後まで持続します。
前回いただいた2011年と変わらぬウマニ・ロンキ社のスタンダード・キュヴェとして安定感のある味わい。流石ですね。
☆ 79 pt ☆