シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回いただいたのは、フランスはボルドー・グラーヴの格付シャトーである“シャトー・スミス・オー・ラフィット”のVin blanc!

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【シャトー・スミス・オー・ラフィットとは?/サイトより引用】
シャトーの歴史は1365年、ボスク家がこの地で葡萄栽培を始めたことに遡ります。その後18世紀に、現在のシャトー名の由来となるスコットマン・ジョージ・スミス氏がシャトーを購入します。1842年、当時のボルドー市長であるデュベルジェ氏がシャトーを引き継ぎ、偉大な格付けワインにふさわしいレベルまでワインの品質を高めました。1958年には、スミス・オー・ラフィットの素晴らしい品質に魅了されたルイ・エシェノエール社がシャトーオーナーとなります。
そして1990年、シャトーにとっての革命期が訪れます。この年、スミス・オー・ラフィットのワインに魅せられた現オーナー、ダニエル・カティアール氏の手にワイナリー経営は委ねられます。彼は、最先端のワイン醸造技術と伝統的な手法を融合させた新しいスタイル…有機肥料、環境保全型のワイン造り、小さい木製の発酵タンク、澱引きをしないで樽で寝かせる、等…を確立させ、名実ともにボルドートップクラスのワイナリーへと昇格したのです。
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■ヴィンテージ/2010年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、グラーヴ、ペサック・レオニャン、マルティヤック
■生産者/シャトー・スミス・オー・ラフィット
■原産地名称/A.O.C.ペサック・レオニャン
■セパージュ/ソーヴィニョン・ブラン(90%)、ソーヴィニョン・グリ(5%)、セミヨン(5%)
■ALC/13.5%

色調は落ち着いた色合いの少々濃いめの黄金色。粘性は中庸。
香りはグレープフルーツ、パイナップル、メロン、桃、リンゴの熟した果実香とバラ、スイカズラ、蜂蜜、炒ったナッツ、バターや樽由来のヴァニラ香、ミネラル香等の複雑性のある芳香が感じられます。
味わいは凝縮感がありながらも上品で柔らかな果実味としなやかで丸みのある酸味から、エレガントなビター感を伴ったコクと深みのあるテイストが余韻として長く続きます。

まさに官能的といった表現がピッタリとくる力強さと緻密さが融合した秀逸な味わい。
あのロバート・パーカー氏が「ペサック・レオニャンの最上ワインの一つである」と賞賛したとどこかで耳にしたことがありますが、それが過言ではないことが納得できる出来栄えでした。

☆ 87+ pt ☆

 

 


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