スペインはカタルーニャ州で初めて国際品種を栽培、成功へと導いた“ジャン・レオン”のボルドー・スタイルのvino tinto。
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【ジャン・レオンとは?/サイトより引用】
アメリカ、ハリウッドの地で大きな夢を成し遂げた実業家、ジャン・レオン氏が第二の夢として、自身の経営するレストランで振る舞うワインを造ろうと祖国であるスペインはカタルーニャの地に立ち上げたワイナリーで、スペインで初めてカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといった国際品種を栽培したパイオニア。
現在は、スペイン屈指の名門トーレス・ファミリーのミレイア女史が
ジャン・レオン氏の志を尊重し、自社畑の葡萄のみ使用した個性豊かなワインを造り出しています。
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■ヴィンテージ/2009年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/スペイン
■生産地/カタルーニャ州、ペネデス
■生産者/ジャン・レオン
■原産地名称/D.O.ペネデス
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(85%)、カベルネ・フラン(15%)
■ALC/14.5%
◆色/輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は中庸。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、スミレ、バラ、杉、シダ、メントールの芳香や胡椒、甘草、丁子、ナツメグ、コーヒー、ヴァニラ香等が感じられます。
◆味/まろやかな果実味と伸びやかでコクのある酸味に、しっかりとした厚みがありながらも舌触りの心地良いシルキーなタンニンが溶け込んだ豊かで繊細な味わい。余韻に向けては、スパイシーなニュアンスが付与され、口中に奥行きのあるテイストが続きます。
抜栓直後こそ、若干酸味が主張し過ぎな感がありますが、時間の経過とともに柔らかくなり、全体的な味わいのバランス加減が程良くなってきます。
ボルドー・ブレンドではありますが、やはりボルドー産とは違い、スペインらしいボリューム感がありながらも、全体的にはマイルドな味わいが印象的な仕上がりとなっています。
エチケットこそスタイリッシュですが(笑)、中身は親しみやすさが感じられるvino tintoですね。
☆ 81+ pt ☆