今回は500年の歴史を持つ“ロベジャ社”が、標高600mにある自社畑の葡萄の一番絞りの果汁のみを使用して造ったヴィンテージ・カヴァをいただきました。
■ヴィンテージ/2013年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/スペイン
■生産地/カタルーニャ州、ペネデス
■生産者/ロベジャ社
■原産地名称/D.O.カヴァ
■セパージュ/チャレッロ(50%)、マカベオ(35%)、パレリャーダ (15%)
■ALC/11.5%
◆色/輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。気泡は細やかで、ゆったりと液面に立ち昇ってきます。
◆香/グレープフルーツ、リンゴ、レモン、花梨の果実香と菩提樹、スイカズラ、干し草や焼いたパン、バター、蜂蜜、石灰のようなミネラル香、イースト香が感じられます。
◆味/柔らかくまろやかな果実味とコクのある伸びやかでクリーンな酸味をボリューム感のある泡のドライなフレーヴァーが包み込んだアグレッシブながらも繊細な味わい。余韻にはほのかな熟成感が感じられるビターなテイストとしっかりとしたミネラリーなニュアンスが広がります。
熟成から来る深みと程良いフレッシュ感のバランス加減が上手く取れており、なかなか味わいのある仕上がりとなっています。
爽快感溢れるカヴァも良いですが、たまには落ち着きのあるテイストのカヴァも良いもんですね。(笑)
☆ 80+ pt ☆