シャンパーニュ地方、ドン・ペリニョンが生涯を過ごした村としても知られるオーヴォレ村の若手優良生産者として評判の“ルイ・ニケーズ”。
今回は、ブリュット・1er・ミレジムをいただきました。
■ヴィンテージ/2008年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、モンターニュ・ド・ランス、オーヴィレ
■生産者/ルイ・ニケーズ
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/シャルドネ(60%)、ピノ・ノワール(25%)、ピノ・ムニエ(15%)
■ALC/12%
■購入価格/4,309円
◆色/輝きのあるほのかにグリーンがかった淡い麦藁色。気泡の量はかなり多くキメ細やかで、生き生きと持続
◆香/グレープフルーツ、リンゴ、レモン、洋梨の果実香とアカシア、菩提樹、炒ったアーモンド、蜂蜜の芳香、石灰のようなミネラル香や酵母のニュアンスがしっかりと感じられます。
◆味/柔らかくまろやかな果実味と伸びやかでコクのある酸味がバランス良く口中に広がり、クリーミーな泡の刺激が滑らかさとふくよかさを与え、余韻には複雑味のあるビターかつドライなテイストが持続します。
瑞々しさと熟成感が融合した素晴らしい出来のシャンパーニュ。
抜栓直後から、その味わいのバランス加減は秀逸なんですが、時間の経過とともに、さらに複雑さが増してきます。
久しぶりにシャンパングラスの中に“小宇宙”、感じさせていただきました。(笑)
☆ 85 pt ☆