天使が描かれたエチケットが印象的(見様によっては、オカルトチックですが…(汗))で、葡萄の出来の良くない年は一滴たりともワインを造らないという徹底したこだわりを持つフィンカ・エゴメイ。
今回は、そのトップ・キュヴェである“アルマ”をいただきました。
■ヴィンテージ/2009年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/スペイン
■生産地/ラ・リオハ州、アルファロ
■生産者/フィンカ・エゴメイ
■原産地名称/D.O.ca.リオハ
■セパージュ/テンプラニーリョ(75%)、グラシアーノ(25%)
■ALC/15.5%
■購入価格/7,912円
◆色/深みのある黒みがかった非常に濃いガーネット。粘性は豊かで、アルコール度数の高さや濃縮感がしっかりと見て取れます。
◆香/ブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、干しプラム、プルーンの芳醇な果実香から、牡丹、スミレ、針葉樹、甘草、丁子や胡椒、チョコレート、コーヒー、ヴァニラ、なめし皮等、複雑性のある芳香が感じられます。
◆味/アタックから濃厚な果実の旨味が口中に広がりますが、繊細で優しい酸味がバランス良く調和しているせいか、全くクドく感じません。タンニンは、重厚感がありながらもとてもしなやかでシルキー。余韻は長く、スパイシーなニュアンスとアルコールの心地良い風味が鼻孔を擽り、味わいにさらなる奥深さと複雑性を付与してくれます。
威風堂々としたボディに優雅さを併せ持ったハイ・レベルな味わいの一本。
お値段はお高めですが、文句なし!の出来栄えです。
ちなみに、ネット検索しても情報量は少なめ…何んとも…エチケット同様ミステリアスな香り、漂わせてます。(笑)
☆ 87+ pt ☆