ボルドーのメドック地区に類似する気候と言われるボルゲリの北の海岸地区「ファウリア村」に1995年に設立された“イ・ジュスティ・エ・ザンツァ”。
その“イ・ジュスティ・エ・ザンツァ”のスタンダードなvino rossoである“ネモリーノ”とは、イタリアを代表する歌劇の一つ、「愛の妙薬」の主人公の名前で、エチケットには、酒と豊穣の神「バッカス」が描かれています。
■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、ボルゲリ、ファウリア
■生産者/イ・ジュスティ・エ・ザンツァ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/シラー(60%)、サンジョヴェーゼ(20%)、メルロー(20%)
■ALC/14%
■購入価格/2,689円
◆色/輝きのある赤みがかった非常に濃いガーネット。粘性は豊か。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、スミレ、針葉樹、メントール、シダや黒胡椒、甘草、丁子、樽由来のヴァニラ香が感じられます。
◆味/まろやかな果実味とキレのある伸びやかな酸味から、ビターかつスパイシーなニュアンスを含んだ滑らかなタンニンが広がり、余韻に至ります。
厚みやコクには欠けますが、クリーンな酸味に上品さが感じられる軽やかでスムーズな飲み心地。
「バッカス」のイメージ?とはちょっと違って(笑)、なかなかエレガントな仕上がりの一本でした。
☆ 78 pt ☆