イタリアはプーリア州北部に最も古くからある土着品種、ネーロ・ディ・トロイアで造られた“ポデーレ29”の「郷土愛に満ちたワイン」。
ワイン名でもある“ジェルソ”とは“桑の木”という意味。
かつて別の場所に土地を持っており、そこにあった桑の木が枯れたそうだったので、現在のカンティーナの場所に移したところ元気になったことから、「再出発」という意味も込め、カンティーナのシンボルとしたんだそうです。
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【ポデーレ29とは?/サイトより引用】
2007年に設立、2010年から輸出を始めたまだ新しいワイナリーで、プーリア北部のフォッジャ県チェリニョーラのボルゴ・トレッサンティで、パオロ・マッラーノと息子のジュゼッペによって営まれています。
プーリアの土着品種にこだわり、古代品種のフィアーノ・ミヌートロを1ha、ネーロ・ディ・トロイア(別名:ウーヴァ・ディ・トロイア)を4haで栽培しています。
「プーリアは大量生産で質の低いものが多い。自分達は、デリケートで難しい葡萄品種を使い、他の人のやっていないワインを造りたい」と語ります。
ポデーレ29の名前の由来は、第1次世界大戦後、退役軍人に土地の貸与が行われた際、ここが29区画目のポデーレ(農場)だったためです。ラベルの木は桑で、ジェルソも桑の木という意味です。
現当主の祖父が別の場所にあった今にも枯れそうな桑の木を、現在カンティーナのある場所に移したら元気になったので、再出発という意味も込め、カンティーナのシンボルとしました。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州
■生産者/アジエンダ・アグリコーラ・ポデーレ29
■原産地名称/I.G.T.プーリア
■セパージュ/ネーロ・ディ・トロイア(100%)
■ALC/14%
■購入価格/4,622円
◆色/輝きのある赤紫がかった非常に濃いガーネット。粘性は豊かで、濃縮感が感じられます。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの熟した果実香とスミレ、メントール、シナモン、ココア、チョコレートの芳香や樽由来のヴァニラ香のニュアンス。
◆味/凝縮感のあるフルーティーな果実味にキメ細やかで優しい酸味が寄り添ったエレガントな味わい。タンニンは肉厚ながらもスムーズで、余韻に向けては程良くドライでスパイシーなフレーヴァーとアルコールの風味が口中に広がります。
官能的なアタック、しなやかなフィニッシュ!
ちょっとお値段は張りますが(苦笑)、リッチな味わいのvino rossoでございました。
☆ 83+ pt ☆
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