プーリア州で展開する“ファルネーゼ社”の新プロジェクト“ヴィニェティ・デル・サレント”が、南イタリアを代表する3つの州(アブルッツオ州、プーリア州、シチリア州)の土着品種をセパージュして造り上げたvino rosso。
ちなみに、エチケットに描かれている「663」という数字は、3つの州のそれぞれの畑を結んだ距離(663km)を示しているんだそうです。
■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州
■生産者/ヴィニエティ・デル・サレント
■セパージュ/モンテプルチャーノ・ダブルッツォ、プリミティーヴォ、ネレッロ・マスカレーゼ
■ALC/14%
■購入価格/1,998円
◆色/輝きのある赤紫がかった濃いガーネット。粘性は豊か。
◆香/ブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、プラムの芳醇な果実香とスミレ、甘草、丁子、メントールの芳香から、カカオ、、コーヒー、チョコレートや樽由来のヴァニラ香が感じられます。
◆味/濃厚な果実の旨味がアタックから口中に広がり、生き生きとした締まりのある酸味と少々のビターかつスパイス感を含んだ滑らかなタンニンのフレーヴァーが余韻に向けて持続。
抜栓直後しばらくは、バランス加減の程良い味わいで美味しくいただけますが、時間の経過とともに果実味の強度が増し、ちょっと飲み疲れしてきちゃうのが玉に瑕かな?(笑)
ただ、V.d.T.(ヴィーノ・ダ・タヴォラ)の括りと考えれば、とても良くできたワインだとは思います。
☆ 78 pt ☆