月を待つ | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

栃木県足利市にある“ココ・ファーム・ワイナリー”。
今回は、北海道余市で栽培されたケルナー種で造られたワインをいただきました。
ワイン名は“月を待つ”…なかなかロマンチックなネーミングですね。

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【“月を待つ”について/サイトより引用】
北ヨーロッパで優れたワインを産出しているケルナー種。
私たちはケルナーが持つ、華やかな香り、瑞々しい酸、豊かなフルーツを生かしたワインをつくりたいと思い、余市に葡萄を求めました。
ケルナーのフルーツの力を前面に出すため中温醗酵を施し、フレッシュさを維持するため短期間のタンク熟成後瓶詰めしました。 その結果、パワフルでフルーティでリッチなワインができました。
この自然な酸味と真のエレガンスを感じる香り高きワインは、日本でとても珍しいワインです。
【ケルナーとは?/サイトより引用】
ドイツで3番目に多く栽培されている白ワイン用品種。トロリンガーとリースリングの交配により得られた品種である(1929年)。ケルナーの名称は、ユスティヌス・ケルナーという詩人の名前に由来する。リースリングと比較して、早熟、エクセル度(糖度)もより高い品種として開発された。リースリングと似ているがよりフルーテイ、かすかにマスカットの香りを有する。土質はあまり選ばず、霜に強い。
ファルツ、ラインヘッセン、ヴュルテンブルク、モーゼルなどで生産され、耕地は増加する傾向にある。オーストリア、スイスなどでも生産されている。日本でも北海道で生産されている。
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月を待つ


■ヴィンテージ/2014年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/日本
■生産地/栃木県足利市
■生産者/ココ・ファーム・ワイナリー
■セパージュ/ケルナー(100%)
■ALC/13.5%
■購入価格/3,000円

外観は、輝きのある黄金色がかったイエロー。粘性は中庸。
香りは芳醇で、グレープフルーツ、リンゴ、マスカット、白桃、洋梨の果実香とアカシア、白い花、菩提樹、ゼラニウムの芳香。微かにハーブ、蜂蜜、バターのニュアンスも感じられます。
味わいは、ふくらみのあるまろやかな果実味から程良く締まりのある軽快で綺麗な酸味が広がり、ほのかなビター感を伴ったフレーヴァーが余韻として口中に残ります。

ボリューム感のある濃厚な果実の甘みとほろ苦い後味が印象的な出来栄え。
“月を待つ”をいただきながら、まったりと「月を待つ」のも良いかも?ね…(笑)

☆ 77 pt ☆

ココ・ファーム・ワイナリー 月を待つ・750ml
¥3,000
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