今回いただいたのは、1997年創業のスペインはD.O.リアス・バイシャスの“ボデガ・ぺドラロンガ”の“アルバリーニョ”100%の白。
ワイナリー名である“ペドラロンガ”とは「大きな石」という意味で、畑の名前でもあり、エチケットにはヴィンテージによって違った“石”が描かれているとのこと。
確かに、ヴィンテージ表記は背面に小さ~く記載されているだけなんで、この石の絵柄で生産年を見分けるってことなんでしょうね? なかなか面白いアイディアです(笑)
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【アルバリーニョとは?/サイトより引用】
スペイン・ガリシア州原産か、あるいは12世紀にサンディアゴ・デ・コンポステラへ向かう修道士たちによってライン川流域から運ばれてきたという説もある。
現在ではガリシア州のスター品種であり、スペインで最も高貴な白ワイン用品種と評され,ぶどうの取引価格も高い。
D.O.リアス・バイシャスの全域で栽培され、このD.O.ワインの主要品種。
小ぶりの房、果粒は中くらいの大きさ、果皮は黄金がかった黄色をしている。非常に香り高く、酸味も豊富。口あたりのよい、バランスのとれた辛口の白ワインとなる。
【D.O.リアス・バイシャスとは?/サイトより引用】
スペイン北西部にあるガリシア州は大西洋の影響を受け、雨の恵みによって緑濃い自然をもつ土地です。湾に深く切り込んだリアス式の海岸線、緑に彩られた険しい山岳と渓谷の内陸部は、スペインのほかの地方とは異なる景観をもちます。
リアスとはこの海岸線のこと、バイシャスとは下部という意味です。この地域のぶどう畑は湾を間近に望む丘陵地やミーニョ河に沿った渓谷などにありますが、細分化された小さな耕作地を有効に活用し、強い日照からぶどうを守り、また樹勢をコントロールするためにペルゴラと呼ばれる棚式で栽培が行われています。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/スペイン
■生産地/ガリシア州、リアス・バイシャス
■生産者/ボデガ・ぺドラロンガ
■原産地名称/D.O.リアス・バイシャス
■セパージュ/アルバリーニョ(100%)
■土壌/砂質、花崗岩質
■栽培/有機栽培
■ALC/13%
■購入価格/3,366円
◆色/輝きのあるグリーンがかった淡いイエロー。
◆香/グレープフルーツ、レモン、青リンゴの果実香と蜂蜜、バターやミネラル香のニュアンス。
◆味/芳醇で柔らかな果実味と生き生きとしたシャープな酸味がバランス良く調和。余韻として持続するビターなテイストが味わいにさらなるコクを加えてくれます。
ただ単に爽やかなだけではなく、果実の持つ旨味もしっかりと感じさせてくれるクオリティの高い1本でした。