今回は、イタリア・マルケ州を代表するワイナリー“ウマニ・ロンキ”がアブルッツォ州に所有する“ヨーリオ”という名の単一畑の葡萄で造られたワインをいただきました。
ちなみに、ワイン名にもなっている“ヨーリオ”の由来は、アブルッツォ州生まれの有名な詩人“ダヌンツォ”の作品『ヨーリオの娘』から来ているんだそうです。
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【ウマニ・ロンキとは?/インポーター資料より引用】
素晴らしいワインを数多く生み出す、マルケ州を代表するリーディング・ワイナリー。
いち早く近代的な畑の管理法や葡萄栽培法、新しい醸造法を取り入れ、マルケ州とアブルッツォ州に葡萄畑と醸造所を所有しています。
国際的にも評価の高いワイン醸造家「ジョセッペ・カヴィオラ」氏をコンサルタントに迎え、バリック熟成を取り入れた“レ・ブスケ”や“クマロ”、また「スーパー・マルケ」と言われる“ペラゴ”など、優れたワインを生み出しています。
なかでも、2012年度版ガンベロ・ロッソ誌では同社の“カサル・ディ・セッラ・ヴェッキエ・ヴィーニュ”が「白ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています。
【モンテプルチアーノとは?/サイトより引用】
中央イタリアの大半のワイン産地で栽培される品種。まろやかさと豊かな味わいが特徴。同名のワイン、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノと混同されやすいが、ヴィーノ・ノビレはサンジョヴェーゼのクーロンから造られるトスカーナのD.O.C.G.ワインで全く別物。この葡萄はマルケ、プーリア、ラツィオ、アブルッツィオ州等アドリア海に面したイタリア中南部を中心に非常に広い地域で栽培されている。近年、ロッソ・コーネなどモンテプルチアーノ100%で造る生産者が増えており、なかでもアブッルッツオ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツオは代表的なD.O.C.。
■ヴィンテージ/2011年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/アブルッツォ州
■生産者/ウマニ・ロンキ
■原産地名称/D.O.C.モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
■セパージュ/モンテプルチアーノ(100%)
■土壌/粘土質を含む石灰質土壌
■ALC/13.5%
■購入価格/1,760円
◆色/深みのある赤みを帯びた濃いルビー色。
◆香/ブラックチェリー、ブルーベリー、カシス、プラムの熟した果実香や黒胡椒、甘草、丁子、アニス、ハーブ等のスパイス系の芳香が感じられます。
◆味/フレッシュでドライな果実味から活気のある酸味が広がり、スパイシーなニュアンスを伴ったタンニンが程良く余韻として続きます。
抜栓直後は比較的穏やかで平坦な印象でしたが、時間の経過とともに各々の味わいに厚みが増して来ます。
一気に飲み干すのではなく、時間をかけていただくことをお勧めします!(笑)
☆ 79 pt ☆


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