アマティーボ | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

イタリア・プーリア州の“カンテレ社”のワイン。
今回は、ネグロアマーロとプリミティーボという2つのブドウの名前からとった造語がワイン名となっている“アマティーボ”をいただきました。

********
【カンテレ社とは?/インポーター資料より引用】
南イタリア、プーリア州レッチェに本拠を置くカンテレ社。
現経営陣の祖父であり、創設者のヴェネト州出身のジョバンニ・バティスタ・カンテレが、妻のテレザマナーラと共に1960年代後半、ワイン醸造のコンサルタントとしてレッチェに移住、1979年には2人の息子も加わり、その豊富な経験と知識を基に設立されました。
その後も家族経営のスタイルを崩すことなく、サリチェ・サレンティーノの土壌の恩恵を最大限に活かし、最新技術を調和させた屈指のクオリティを誇るカンティーナとして、今では世界中から注目を浴びています。
【プリミティーボとは?/サイトより引用】
黒ブドウ品種で、その名前は発芽から開花、成熟までの全ての段階で早熟であることからきている。プリミティーヴォの収穫は平均して9月上旬から9月下旬に行われる。この品種の由来ははっきりとはしていないが、ダルマチア(クロアチアのアドリア海沿岸地域)で生まれた品種で、それが2000年以上前にプーリア州に輸入されたとされている。
********

アマティーボ


■ヴィンテージ/2012年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州、グアンニャーノ
■生産者/カンテレ社
■原産地名称/I.G.T.サレント
■セパージュ/プリミティーボ(60%)、ネグロアマーロ(40%)
■熟成/バリック樽(12ヶ月)
■ALC/14.5%
■購入価格/6,480円

◆色/輝きのある紫がかった濃いガーネット。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、カシスの芳醇な果実香とスミレ、甘草やコーヒー、ほのかに木樽由来のヴァニラやカカオの甘い芳香が感じられます。
◆味/凝縮感のある濃厚な果実味とスムーズな酸味から、熱さを感じるスパイシーで肉厚なタンニンが広がり、そのニュアンスが余韻まで持続します。

今回、機会があって色々といただくことができたカンテレ社のワイン…もちろん、シリーズ?はまだ続くと思われますが(笑)…いずれも南方らしい開放感あるテイストと、らしくない?キメ細やかさが同居した綺麗な味わいに仕上げられている印象が“大”!
何気?に、今までのイタリアワインのイメージを良い意味で払拭する造り手さんとして、今後も要注目ですね。

☆ 82 pt ☆


にほんブログ村