日産 トラッドサニー!B12型 | S46Bの部屋

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昭和46年(S46)生まれ、B型のヲッサンS46Bです。クルマ、特撮を中心に昭和なネタを、マイペースで書き綴って行きます。

 B12型サニー。1985年(昭和60年)9月発売の6代目サニー!通称「トラッドサニー」!オラとしては、歴代サニーの中で一番好きなサニーであり、多くの国産車ん中でも、画期的なクルマであったとも思います。その理由は、後で話すとして、今日のネタ元は、お決まりの「ドライバー」や「カタログ」じゃなく、モーターファン別冊「・・・・・のすべて」シリーズ(笑)

 

 

 「なかなか、シブイんじゃない。」このコピー、的を得ていて素晴らしく、CMで流れるビートルズも素敵でした。

 

 

 っで、何故このサニーを画期的なクルマだと思うのか?それは!当時の国産車には、明確なヒエラルキー(階級)が存在していました。2000クラスには、パワーウィンドウ、電動ミラーなどの電動イージードライブ装備が付いていました。っが、1500クラスのカローラやサニーとなると。電動リモコンミラーは上級グレードには付いていたものの、パワーウィンドウなんて夢の装備でした。まさに、大きい排気量のクルマは豪華装備、でも小さい排気量のクルマは諦めろ・・・・・。そういう時代でした。所が、このB12型 サニーは!そんなのオカシいじゃん、必要な装備なら、排気量何て関係ない!っと1500クラスでありながら、パワステ、パワーウィンドウ、電動格納ドアミラー・・・・・、2000のローレルクラスと同等の装備を擁して登場して来ました!確かにそ~なんだよなぁ。排気量の大きい、小さいで装備が違うのは価格が違うんだから仕方ないけど、本当に便利な装備は排気量に関係なく付けるべき!そ~主張したB12型 サニーって、やっぱ画期的です👍

 

 

 そして、ラヂオも電子チューナー!当時、電子チューナーラヂオと言えば、操作性が高いけど、2000クラスの上級車種の装備。1500クラスじゃ、まず付いていませんでした。っが、サニーは標準装備としました!操作性=安全性が高いんだから、1500クラスにも付けるべき!やっぱ、B12型 サニーの設計思想の拘りですね👍

 

 

 B12型 サニー!良いモノを、より多くの人に!!という作り手の心意気が伝わってくる、ホント良いクルマだったと思います。日産 サニー 1500スーパーサルーン!B12型 サニーの最上級グレード。パワステ、パワーウィンドウ、電子チューナー・・・・・、この豪華装備には、ライバルのトヨタ カローラも敵いませんでした。っが、トヨタは慌てて、カローラに同等の装備を装着した特別仕様車「SEサルーン リミテッド」を設定したんですよね(笑)

 

 

 ちなみに、B12型 サニーの後期型には、「ツインエアロルーフ」なんちゅう、萌え装備がオプションで装着できました。デッカい電動ガラスサンルーフ!前席、後席、共に明るいガラスサンルーフ。しかも開口部の大きい電動スライド式。遊び心も忘れていない、B12型 サニーです👍 コレ、いいなぁ!

 

 

 B12型 サニーには、4WDも設定されていました。1500クラスセダンでは稀な設定!北海道、東北、北陸・・・・・、雪の多い地域では、さぞ歓迎されたことでしょう!B12型 サニーって、実際に乗るユーザーの事を、本当に考えて、考えて、考え抜いて発売されたクルマなんだな~って思います。この思想、その後の国産車に、かなりの影響を及ぼしたと思います!

 

 

 こういうクルマこそ、名車と呼ぶに相応しいと思うんですよね!

 

 当時のCMです!やっぱ、バックに流れるビートルズ、素敵ですね!