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Kai-cota-anとのblog

わんこと趣味やあれこれ

ラブ×柴の穏やか紳士な大型犬の海渡くん
(2021.11.27、18歳2ヶ月で虹の橋へ)

超ウルトラフレンドリー坊っちゃん柴の小太郎くん(2022.8月現在10歳)

元保護犬な『天パのお嬢さん』ビションフリーゼ琥珀(アンバー)さん(2022.8月現在5歳)

退院してから約1ヶ月半

会社に復帰してから約1ヶ月


呂律の波は相変わらずで

刻々、瞬間でも変化していく。

元々が口数が多くなく、あまり

口を開けずに喋る人でもあるし


「ちゃんと口を開けて、顔を

向けて喋らなきゃ、聞き取れない

と、言いたい所をグッと堪えて

無駄にww明るく、興味ある風に

「何?何?もう1回教えて」

「ごめーん!娘(ワンコ)と見つめ

合ってたら聞き逃しちゃったわ」

などと、あの手この手で喋らせ

呂律の波を確認している。


『らりるれろ』と『°』『″』が

つく言葉が発音しにくく、聞き

取りにくい事に慣れたら大丈夫。

後は、本人のリハビリ。



さて、父ちゃんだが

退院時に4種類2週間分

外来では、4種類2週間分と

3種類を2ヶ月と2週間分の

お薬を処方されている。


4種類のうち、2種類は

血液をサラサラにする薬

他、血中コレステロール&胃薬


血液サラサラ薬の1つは

ステント留置に対してのモノで

もう1つは、脳卒中系に対して

処方されるお薬なのだが


この度、お薬4種類を

無事に飲みきりました\(^_^)/


いやいや…

普通の人なら飲みきるよ。

が、うちの父ちゃん…

病院もお薬も大嫌いなヤツで

自己判断でポイしたり、調整を

したりするアホなんですわ(汗)


発症前、聴力が衰えた関係で

(これも放射線の晩期後遺症)

耳鼻科に行ってたのだけどね…

衰えを緩かにすべく…のお薬を

1日3回、毎食後で処方された

のに、お薬がなくなれば病院に

行かなきゃ…が為に自己アレンジ

1日1回、夕食後に…と、して

1ヶ月分を3ヶ月に引き延ばし

なんて事を企てるアホ(怒)


血液サラサラ薬でもあり得る!


と、察しましてww

「土曜日に退院どう?」って

担当医から電話を頂いた時に

「ちょっと強めに脅して下さい」

って、ご相談しましてww


1日1回、毎朝食後のお薬を

シートからプチプチしなくても

飲めるよう、1つの袋にまとめ

処方して下さり、退院説明時に


「再発や、命にも関わるから

絶対に忘れず飲んで下さい!」と


そのおかげか?

4種類の1ヶ月分を完了(^_^)v


終了した血液サラサラ薬は

ステントは、血管内膜と違って

凸凹ざらつきがあり、血栓を

作りやすい状態だけど、お薬で

サラサラな間に、ステント内を

血管内膜が包み込んでくれて

凸凹ざらつきがなくなるまで

フォローする為のお薬。


1ヶ月の服用で、十分に内膜が

整うだろう…の予測での処方。


あとの3種類は

7月の外来検査の結果次第。

その頃には、いわゆる急性期も

過ぎる事になるようだから

ただただ無事に過ごせるよう

これからも油断、予断せずに

踏ん張って行かねば!




あれから41年


今でも鮮明に思い出す光景は

生涯、忘れる事はないだろう。


 


 

 


4月9日午後3時過ぎ

同じ部屋で仕事するN氏との

会話中、呂律が回りにくいと

自覚した父ちゃん。

同時にN氏も気付き、PCで

検索した後「帰った方がいいよ

車で送るよ」と、早退を促し

呂律以外に自覚症状がなかった

父ちゃんは「歩いて帰れるから

大丈夫」と、別室で仕事する

事務方トップに状況を説明して

「明日病院に行くから、午前中

来れないし、午後に連絡せずに

来なかったら、入院?って事で」

と、回らない呂律で伝えた所

「わかりました。気をつけて」と

いつもは20分の所、30分かけて

ゆっくり歩きで帰宅した。



さて、上記から

まちがいをさがしましょう。


答えは、ほぼ全部まちがい。


あの日、帰宅したN氏は

奥さんに父ちゃんの事を話し

今まで見た事も聞いた事もない

勢いの激怒&叱責されたそう。


脳疾患って気付いたのに

どうして救急車を呼ばないのか

1人、歩いて帰宅して、途中で

悪化したらどうするの!

断られても、どうしてもって

車で送ったなら、もし悪化とか

しても気付けるし、対応出来る


などなど…


最後に「あなたバカなの?」と

呆れた顔で言われたそうで(汗)


でも、多分N夫人が正解。


脳卒中系の症状があったなら

秒で状態が変わる事が多く

初手の治療が重要になるから

命にかかわる病気なのだから

大袈裟とか、会社や近所に迷惑

恥ずかしいetc.度外視で救急車

素人判断より、ずっとはるかに

救命士の判断が間違いない。



だから

N氏の「帰った方がいい」

「車で送るよ」は、まちがい。

早退を促したのもまちがい。


父ちゃんが

「歩いて帰る」と言ったのも

歩いて帰宅したのもまちがい。


呂律が回りにくい状態で

早退と、明日病院etc.の話しを

してるのに「気をつけて」と

送り出した事務方トップの対応

これもまちがい。



脳疾患や心疾患の発作的発症は

いつ、どんな場面で起きるか?

わからないことだから

いざ、目の当たりにした時に

対応に苦慮する事も理解する。

多分、私もそうだろうし


だからこそ、症状と、最低限の

対応方法など頭の隅っこに入れて

置かなきゃと、考えさせられた。


平常時、わかっている事も

直面した時に動けなければ

意味がないもの。


明らかな異変は軽視せずに

本人が拒んだら説得してでも

救急車なり、病院へ直行。

それだけでも、きっと結果は

違うものになるだろうから


そう出来る人でありたい。