4月9日午後3時過ぎ
同じ部屋で仕事するN氏との
会話中、呂律が回りにくいと
自覚した父ちゃん。
同時にN氏も気付き、PCで
検索した後「帰った方がいいよ
車で送るよ」と、早退を促し
呂律以外に自覚症状がなかった
父ちゃんは「歩いて帰れるから
大丈夫」と、別室で仕事する
事務方トップに状況を説明して
「明日病院に行くから、午前中
来れないし、午後に連絡せずに
来なかったら、入院?って事で」
と、回らない呂律で伝えた所
「わかりました。気をつけて」と
いつもは20分の所、30分かけて
ゆっくり歩きで帰宅した。
さて、上記から
まちがいをさがしましょう。
答えは、ほぼ全部まちがい。
あの日、帰宅したN氏は
奥さんに父ちゃんの事を話し
今まで見た事も聞いた事もない
勢いの激怒&叱責されたそう。
脳疾患って気付いたのに
どうして救急車を呼ばないのか
1人、歩いて帰宅して、途中で
悪化したらどうするの!
断られても、どうしてもって
車で送ったなら、もし悪化とか
しても気付けるし、対応出来る
などなど…
最後に「あなたバカなの?」と
呆れた顔で言われたそうで(汗)
でも、多分N夫人が正解。
脳卒中系の症状があったなら
秒で状態が変わる事が多く
初手の治療が重要になるから
命にかかわる病気なのだから
大袈裟とか、会社や近所に迷惑
恥ずかしいetc.度外視で救急車
素人判断より、ずっとはるかに
救命士の判断が間違いない。
だから
N氏の「帰った方がいい」
「車で送るよ」は、まちがい。
早退を促したのもまちがい。
父ちゃんが
「歩いて帰る」と言ったのも
歩いて帰宅したのもまちがい。
呂律が回りにくい状態で
早退と、明日病院etc.の話しを
してるのに「気をつけて」と
送り出した事務方トップの対応
これもまちがい。
脳疾患や心疾患の発作的発症は
いつ、どんな場面で起きるか?
わからないことだから
いざ、目の当たりにした時に
対応に苦慮する事も理解する。
多分、私もそうだろうし
だからこそ、症状と、最低限の
対応方法など頭の隅っこに入れて
置かなきゃと、考えさせられた。
平常時、わかっている事も
直面した時に動けなければ
意味がないもの。
明らかな異変は軽視せずに
本人が拒んだら説得してでも
救急車なり、病院へ直行。
それだけでも、きっと結果は
違うものになるだろうから
そう出来る人でありたい。