こんにちは。

いつもブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

 

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このブログを初めてご訪問された方へ

 

ご訪問、ありがとうございます。

歯列矯正歴ほぼ5年半のりん2021です。

ここ最近は主に歯科関係のことを

書いています。

 

以下の記事は

「MEAW/GEAW矯正派の先生の中には、

患者を不幸にする治療をする危ない先生が

いるかもしれないので、お気をつけください」

という観点から書かれています。

 

(MEAW/GEAW矯正派って何?

と思った方はぜひ→こちらのブログ記事を

見てみてください。)

 

MEAW/GEAW矯正派の先生にゆるぎない信頼を

寄せている方にとっては

以下の記事は多少不愉快かもしれません。

あらかじめご了承ください。

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HP精読シリーズも3回目に

なりました。しつこくてすみません。

 

HP精読シリーズ1・2回目↓を

まだ読まれていない方がいらしたら、

こちらを見ていただけると嬉しいです。

     MEAW(GEAW)矯正は最新で難しい治療法? -1-

     MEAW(GEAW)矯正は最新で難しい治療法? -2-

 

 

MEAW/GEAW矯正派の先生のHPには

モデル患者さんの顔周りに

何やら有能そうな装置をつけた

写真が出ていたりします。

 

そして、

こんなこと(↓)が書かれていたりします。(注1

 

● キャディアックスという下顎運動測定装置を、

「歯列矯正治療」や、「かみ合わせの治療」、

「顎関節症治療」に役立てている。

 

 

私はずっと口元の歪み・左右差に悩んでいて、

20代の頃には顎関節症の症状もありました。

 

(←こういう悲しい状況になったそもそもの原因は、

MEAW矯正派の知識不足な毒歯科医による

エビデンスのない片側抜歯なのですムキー…)

 

私の口元の歪みは

骨格的なものというより、

抜歯された側のかみ合わせが低くなったことから

下顎の動きに歪みが生じた為でした。

 

ですので、

下顎の動きを測定装置を用いて

客観的に調べてくれるクリニックには、

ひかれるものがありました。

 

別に「キャディアックス」という名前の

装置である必要はないのですが、

下顎運動の測定そのものには興味がありました。

 

だから、

顎関節症もちだったり、

顎の歪み・左右差に悩んでいたりして、

矯正を考えている方たちが、

MEAW/GEAW矯正派の先生のHPで

キャディアックスの写真を見たときに

「何だか良さそう」と

思ってしまう気持ちがわかる気がするんです。

 

ここで、

私が今通っている矯正クリニック(注2

での経験を少し書かせてください。


5年半前、矯正を開始する前に

精密検査をしましたが、

検査内容は通常のもの

(頭部X線、パノラマX線、顔と歯の写真、

歯列模型)の他は、

顎関節の視診・触診でした。

 

初診相談のときに、相談用紙に主訴として

「顎の歪み」

「正中のずれ」

「右奥が口を閉じても咬まない」

「顎が開きにくいことがある」

などと記入してありましたが、

それでも先生が、顎の動きに関しては、

「視診・触診だけで大丈夫」と判断された

ということなんです。

 

私自身は、

「顎の動きを何かの装置で調べなくても

本当に大丈夫なのかな?」

という気持ちも少しはありましたが、

 

矯正を始めて5年以上が経過した今、

「顎の歪み」はあまり気にならないくらいには治ったし、

「顎が左右にガクガクと揺れながら

閉じてくる」状態だったのも改善しました。

 

ですので、

下顎の動きについては、先生のお考えの通り、

視診・触診だけで十分だったということが

言えるのです。

 

もちろん、これはあくまで私個人のケースです。

 

顎関節症もちだったり、

顎の歪み・左右差に悩んでいたりする方は、

ひとりひとり、

症状の重さ・軽さも、その原因も

異なっていますから、

視診・触診だけで大丈夫な方も、

他の検査(←キャディアックスとは限りません)が

必要な方も、

いらっしゃることでしょう。

 

ただ、私が言いたいのは、

「キャディアックスがある」ということだけを

重視して治療先を選ぶのは、

あまり意味がないんじゃないかな、ということなんです。

 

それに、

あるブロガーさんに教えていただいた

元歯科医の方の記事

(→「顎運動解析・分析機器などに惑わされないで」)

によれば、

 

キャディアックスなどの装置は

「下顎の変位がある場合

検出するわけではありません。

ましてや生理的咬合位はこの様な位置だなどと

教示するわけではない」そうです。

 

そういうことなら、私自身は

キャディアックスを使った検査を

仮に今、勧められたとしても辞退すると思います。

 

私が知りたいと

ずっと思っているのは、

今私が「ここかな?」と感じている下顎の位置が、

客観的・数値的にみても

「下顎安静位」と言えるのか、

ということなのです。

 

あまりに長い間、

下顎が歪んだ動きをしていたので、

自分で意識的に考えた「正しそうな」位置が

本当に正しいのか、自信がもてないでいるんです。

 

それで、

何かの装置に「そこでいいんだよ」と

承認してもらえたら安心できるのにな、

と思っているんです。

 

そんなわけですから、

元歯科医の方が言われるように

「キャディアックスは

正解(=私にとっては下顎安静位)を

教えてくれるわけではない」のなら、

キャディアックスで測定しなくてもいいです。

 

そして、

今、顎関節症になっていたり、

顎の歪み・左右差に悩んでいたりして

矯正やセカオピをご検討中の皆さま、

またまたお願いです。

 

キャディアックスのあるクリニックは、

魅力的に見えるかもしれませんが、

まずは深呼吸をして、

そこの先生が本当に信頼できると思える先生なのか、

十分にご検討ください。

 

よろしければ、

こちらの→「危ない先生あるあるリスト」

見てみてください。

 

 

(注1)

このような記載のあるクリニックへのリンクは

控えさせて頂いております。

もしよろしければ、

「MEAW矯正」「非抜歯」「キャディアックス」

といった語を使って検索して頂くと、

MEAW/GEAW矯正派の先生のHPを見つけられると

思います。

 

(注2

MEAW/GEAW矯正派ではありません。

日本矯正歯科学会の臨床指導医資格をお持ちです。