カンゲキしようよ!




東京宝塚劇場、花組公演。


今の花組の、蘭とむの作った花組の輝き、その勢いを観に行った私。

本当にスゴイわ、この不景気の平日昼間に3階席まで完売超満員!

<壮観の極み


退団が決まったトップはどこかしら身体の一部が透けて見えて来るような、なんとも言えない空気感が漂うものですが…


ここに来ての蘭とむはますますの男盛りなフェロモンを強烈に放出しつつ、笑顔の向こうにはどこか、チラリと透明感がちゃんと出てきていて、あぁこうやって少しづつ、退団に向かってゆくんだと思わせてくれる。

<ソレが本当に素晴らしい


遠くから近づいてくる足音を聞くような。


そして、みりおちゃん、花組いらっしゃい!

<その笑顔がすごく溶け込んでて嬉しいよ!


トップの退団が決まってからの公演、特にショーでは(二番手が素直に上がるだろうと思われる場合には)観客はそこに同時に「二つの組」を観ることになる。


蘭とむが出ている場面にはもちろん今の花組が、そしてみりおクンが真ん中で出て来る場面では、近づいてくる次なる新たな花組が。


どちらも素晴らしくて、競うように美しくて。

宝塚はこうやって続いてゆくんだね。


ってことで、お友達からようやく回して頂いた貴重なチケット

で観て来ましたので、ちょこっとまさに個人的思い込みの妄言のみ書き散らかしを。(^_^;)




- - - -



まずはお芝居の「愛と革命の詩~アンドレア・シェニエ」


あ~もうコレね、「ザ・景子(先生)」!<嬉


景子先生の「ねーねー私の理想の男を観て観て~~」を観るんですよ!

<大爆妄想するにそう


たまに、その理想の彼が主役じゃない芝居はちょっと辛いけど、これは主役だから大丈夫。<ええっ


でも、台詞をじっくり聞いていると(聖書には書いてない…とか)やっぱグッと来るし、素直に綺麗だし。

(今にも通じる文字恋?)堂々のペンパルだし、(あと三日後だったらの)悲劇&悲恋をここまで引っ張ってて壮大に仕上げてて…


いいとおもいます!<本気


特に、美術、大きな白い翼をデーンと真ん中に持って来て、そこに影を作り、光を当てて、表と裏、回り舞台で場面を見事に作ってゆくのが、幻想的だわ豪華だわ~~!

<そうよ、こ~ゆ~のが観たいのよ


その双翼の質感というか圧倒的な質量に持ってかれる。

それが象徴になり、セットになり、(門になり壁になり)と美しく魅せられる。


松井るみ先生の美術装置、まさについこの前まで山本耕史主演の「ヴォイツェク」で、赤阪ACT~大阪BRAVA!と追いかけて見続けた、あの光と影の幻想、素晴らしい舞台。


こちらはそれに荘厳さがプラスされ、まさに「宝塚の夢」が目の前に出現していた。


そして、ついに結ばれる日には羽の間から真っ白な巨大ベッドが登場して(ベッド違うが白い台に二人が二人で…)スミレコードギリ振り付けありがとうございます!


蘭とむの、蘭はなちゃんの腕を引く、その腕がイイヨネ!

二の腕じゃなくて、手首と肘の間、筋肉の段差というか、女性ではハッキリ出る人はそういない、あの男の腕にある線がちゃんと…

<ルサンクにもその激写アリ大感動


もちろん、悲劇の後はヅカ名物天国ダンス、いや、これは天国ソング。

(どんな悲劇もあの世で救われる、幸せにならなきゃヅカファン帰らないよ)


天国に登る二人の後にパンジェ侯爵、望海風斗(だいもん)登場、極上の艶声で歌い上げる祈りの「永遠の詩」


これを聞く為に1時間観たんだね私達。<救われまくるわ~♪



と、休憩挟んで。(奥様ゆ~っくり公演デザートなど召し上がって糖分過剰補給して)


ショーは、一転。

若い稲葉先生の疾走感溢れる「ショー・オルケスタ Mr.Swing!」


これがね、噂通りの絶品だった!

何となくだけど、コレ絶対オギーのかほり!<スキナンダネ嬉しいよ~


何の繋がる要素もない、唐突に出現するショーの各シーンが、まったく意味もないのになんでもうこんなにワクワクドキドキと感動させられるのか。


これはもうヅカ見物、永遠の謎であり醍醐味もある。


まずは、この上のルサンクの表紙。

このどや顔の唐辛子みたいな真っ赤スーツの蘭とむ観てよ!

<見事な幕開き


今の花の艶男達が銀橋に(唐辛子蘭とむ以外は黒服で)まるでホスト総見のようにズラリと並ぶ壮観。

<さぁお嬢様、どの男がお好み?


で、それがあっという間に捌けちゃうよ!

<チラリズムも甚だしい!


いいなぁ、こういう贅沢、絶対他の劇団、芝居じゃありえん。

<でその衣装、別の組でまた観たい


もう身体の芯まで、あの「ジャズマニア」が染みついた(再演続きで何十回観たかわからん)ヅカファンには、あのイントロだけで神経痺れる。

<スィングしなけりゃ意味ないね!


途中、この舞台で惜しくも退団する春風弥里(みーちゃん)の良い場面がた~くさんで、応援して来た(涙の)ファン達を慰めてくれる。

トップの横でリフト付きのデュエットダンス踊ったり、銀橋一人で歌って渡って、別れを引き留められたり、こういうの、たまんない。


爽やかに(100周年の前に、蘭とむ退団の前に)こういう惜しまれての印象的な別れもまたヅカの良さんだな。


あの良い意味での昭和なクサいキザり、膝から下の長さで魅せるダンス。

BASARAの伊達お館様はチケ難で観られなかったけど、11では本当にカッコ良さを見せてくれた!素敵なジェンヌさんでした。


そして場面をさ~っと引き継ぐ「みりおちゃん」の紫ターバン王子はもう、アラブの秘宝ですかソレ!ピッカピカ眩しくて正視できませんよ。

<綺麗ってこゆこと


新しい花組がもう少しづつ、足音が聞こえてくるような。

<いいなぁ切なくてでも続く花の伝統嬉しい


続く4場「ベースボール」は、これ衣装がさすが黄色とオレンジ、伝統の一戦になってるのが笑える!歌詞も「絶好調!」とか爆笑、頭空っぽにするこういうトコがまたイイんだわ。そして蘭とむは野球帽死ぬ程似合わない正しいトップさんです。


みりおちゃんの爽やかセーラー坊やを挟んで。<あっさり


さ~お楽しみ、花男ターバン祭りですよ皆さん!<言わなくてもターバンは祭


ヅカファンやってて、こんなにターバン萌えもないわもう。


男っちゅう男はターバン巻いたらいいわ。<それアラブに行くしかない


色味を抑えたシックなエンジのベロアの衣装で、ってのがまたイイ。

中詰め銀橋にエンジターバンずらりですよ。

<こんな祭りなら一年中やってて欲しいよヲイ


そして、一気に妖しいムードは噂の第六場「葡萄」のシーン。

セットの上から葡萄が下がっててわかりやす~!


蘭とむが(いつもは男役の)若手ダンサー3人を一週間ごとの役代わりで女にして、オラオラ、ウリウリっと絡みまくり…<ああっダメ、そんな


目隠しを解き、妖艶に踊りの相手をさせ、最後にはついに寝そべらせてまた目隠しプレイに突入し、舌なめずりせんばかりにのし掛かり、さらに美味しいところを…うわ~~ってとこで安定の暗転。

<スミレコードもうぶっちぎりだがホッ


いつもヅカを見て思うんだけれど。


このような、ジェンダーの裏返り、というか反転というか。


そもそも女が男を役として演じ、その男役が普段と違う女役としてトップと絡み、それがもちろん普通の女には見えなくて、肩幅も広いし細いし、デカイし…


何度も何度も、ジェンダーが反転する、このことがヅカの1番の魅力。

観客を惹き付けてやまない所なんだとしみじみ思うわ。


私が観たのは新進気鋭の柚木光(れいちゃん)で、こちらは瀬戸かずやさんの紫葡萄と違って、フレッシュ鮮やかな緑の衣装のマスカットちゃん。


れいちゃん、本当にお顔がシュッと美しい、鼻筋が三国一だよね。

男らしいわ、肩幅あるわ、薄い胸がまた堪らん。

<ヅカ観てたまらん気持ちになるのはお約束


上がってくるのがマジ楽しみです!

まだまだ赤ん坊のような学年だもんね、抜擢凄いわ、奥様大注目だわ。


七場の全員のメロウピンクの衣装、全然イヤらしくない(当たり前~)健全な、これぞ宝塚、花組の団結を観る良いシーン、この振り幅、稲葉先生、上手いし素敵。


あれあれ、もうフィナーレ?!ってのが良いショーだった証拠です。


デュエットダンス、大階段で蘭とむの延ばした右足のラインストーンの真っ直ぐさに涙する。


もうちょっと観ていたかったけど、あともう少し。


最後、キザッキザに決めながらも、襟をグッと開いて、ニヤァ~っと笑って魅せる。


もうその笑顔こそが「ちょっと気の弱そうな、でもデカくて綺麗な子が花から宙に入って来たよね~」と最初に私達が認識した蘭とむのそれ。


すごく良いトップ街道の最終コーナーを回って

直線を(彼女らしく)長い足で緩やかに走ってゆくような。


素敵な花組、ありがとう!




最近また美人さんがたくさん入って、良い具合に育って来てるという噂のスタジオライフ!

いいよいいよ~そろそろトーマ待ってるよ~w


文化庁の若手演劇芸術家育成プロジェクトの一環ということで、若手中心のフレッシュな座組での公演を見に行って参りました♪


箱は中野の新井薬師、のんびりとした商店街をてくてく歩いた先にあるウエストエンドスタジオ。


まさにアングラ小屋のムードがイイ感じの小劇場!最前列なら目の前30センチで見る熱い演技に大興奮、役者も鍛えられるよねぇ。


グッズやパンフを手売りするのも所属俳優さんなのがライフのイイトコロ。


今回はフレッシュ美人さん(肩が儚いくらい細っ)羽場涼介クンが客席回ってくれてるよ!


もう奥様、お財布出してイイ男くいくい呼ぶ呼ぶ~~!

なんか口元がソックリなんですけど、あの羽場さんの息子さん?だよねぇ?


一人一人、目をしっかり見てニッコリ笑って丁寧に「ありがとうございます」


こちらこそありがとうだよ、その爽やかさに乾杯、おつり渡すに手が触れ…

<モウヤメロw


で演目はこれ。



カンゲキしようよ!


サイケでイケイケでGOGOな1968年と。

日本人がタイ米食べる事態に陥ってた初演当時の1996年。


この二つの時間の間を旅する17才の男の子の物語り。


全編を彩るレトロサイケなファッション、もちろん1996年だってもう二昔前にもなるから時代感が堪らない。


レイコのソバージュに肩パット、起ち上がった前髪…


それリアル過ぎる!正直やってた自分確かにヤッちまってたよ!


謎のグループサウンズのスター、ポーに導かれて行った先は、両親がいた28年前のこの日。


ちょっとだけ、この頃に流行ってた映画シリーズが思い出される感もあるけど。<笑


すんなり胸に来る、分かり易いストーリーは素晴らしい。


今、巷では「○○ちゃん」なるドラマで1984年を描いているらしいけれど(見てないですけど)どうしても、この時代と比べるとちょいインパクトが足りないよね。<ええっ


いや、この1968年辺りがオカシイんだ!

戦争終わってまだ十数年かそこらでもうこんなことになってるわけですよ。

<日本すげー


これ以上バレするわけにはいかないから役者さんのお話を。

<この回はLOVEチーム


主人公の道太は藤森陽太クン、可愛い可愛い。歌は美少年に似合わずシャウトが上手なパワフルボイスなのもイイ。何より唇の形。ココ肝心だよ!スタジオライフだもん!ルージュが映えるアヒル口!

次作でどんなキスシーンが展開するのか話題の「リリーズ」楽しみだ


レイコの緒方和也くん、堂々たる「女の道」喜びと哀しみを余さず表現されちゃ、女は大変だよ!<上手いなぁ


これは私の持論ですが。

女はオバサンになって強くなるわけじゃないんだよ!


この17才の頃のレイコがそうであるように、まさにガールズブラボーの10代の終わりティーンエイジャーの女の子は、か弱いようでそうじゃなく。


実は人生最強、無敵の強さを持っている。


それを知っているかのように。

この物語りに出てくる3人の女の子は強くしなやかで楽しくて悲しかった。


その3人の中の一人、今回私が一番に注目してたのは宇佐見輝クン!


お化粧して、ピンクのスカートをはいてても、きっと「素はカッコイイ男」なんだなぁというのが解るよね。

<そういう子じゃないと、女装も可愛くないから不思議だよね


で、宇佐見くんのマキは、何といってもあの視線!

絶品のクルンとした黒目の使い方が上手すぎる。


それ、今からでもみんなやろう!<いいことすぐ取り入れよう


マキは一人だけたぶんイイトコの娘だよね。

東大生と(きっと雑誌のPL募集欄で知り合った?w)文通で付き合ってて別れたばかりの女の子なんだけど…



純粋な恋愛をしていても、やっぱり女は現実的。

「損得勘定」、じゃなく「損得感情」で生きてかなくちゃやってらんない。


しっかり者で、カワイコちゃんで、ちょっと冒険しちゃっても大丈夫。

こういう子が強くてイイ母親になるんだよ!


宇佐見くんのマキには、その「可愛いしたたかさ」ちゃんとあった。


で、レイコは優しさがそれを許さないんだよねぇ。<そこがイイ



これからも学生運動とサイケの混沌としたあの時代は演劇の題材として何回も描かれてゆくのだろうと思う。ドラマよりもドラマなあの時代。<団塊


もうこれは、欧米人がルネッサンス、十字軍を語らずにはいられないのに似ている!


で私達の時代は…あ○ちゃんアイドル全盛だけか、それともバブル○沢か。(^_^;)

もっと先の世の中で、これからどんな80年代が描かれるのか楽しみでもある。


演劇を見るということは「時代」を旅することなんだ。


帰りの物販は藤森くんと鈴木さん。


舞台上の生バンドは基本の3ピースで、曲によってはポーの牧島さんがkeyで入る形。<芸達者~♪

オールディーズの選曲は王道中の王道で楽しめるどんな世代も知ってるような曲ばかり。


もうこのまま西武新宿線に乗って紀伊国屋横のビルの上のライブハウス新宿ケントスに行っちゃうぞ!しかもそのままのステージが展開してるぞ!(^_^;)


ただ、新人さんばかりってこともあるのか、ほぼユニゾンって残念。

せめて、サイモン&ガーファンクルだけでも追っかけメロだけじゃなくハモってくれないかな。<願望

この回の最高のキメのシーンで藤原さんが噛んでw倉本さんに「フレッシュからやり直せ」と突っ込まれる事態に…(*^_^*)


(本編とは関係ないけど)見た目、何故か舞台上にムッシュか○やつさんと、は○だのりひこさん(じゃなければホ○ちゃん?)と、な○ぎさんがいたぞ!



楽しかった!





今日が宝塚BOYSの大楽ということで、千葉へ向けて御目出度うを叫びつつ。

<地方貸し切り公演での大楽も珍しいけど、ほのぼのしてて、きっと役者さん達の心に残るはず


こちらはもう今朝から新聞の紙面がもうヴォイツェク劇宣開始ですね!



カンゲキしようよ!



こうして見ると良知くんも新聞に載ってるみたいですが…<違


こちらはTCA PRESS(宝塚スカイステージの番組表フリー情報冊子)


珍しくフリーペーパーなので、画像もちらりと…のちほど消しますが。


もちょっと大きいのほれ。




カンゲキしようよ!


もう…かっわいい。←それか


この手とのあざとさはもはや長年の企業努力の賜。<大嬉び


この小冊子、大手楽器屋さんやデパートの書籍売り場なんかにも置いてあるみたいですが、宝塚行く人みんな手に取るものだから、昨日からじゃんじゃんヅカ友達からメールくる~~!良知クン出てるのみたよ~持ってってあげようかって。<いくらボンヤリでも好きな人のことくらい知ってる


で先月の古川ロミオと比べると…その…インタビューがその…


かっわいいです。←そこか


黒板消すのが大好きで…しゃべれるようになって…


で、少○隊の話といつ繋がったんだか全く繋がってません。

<ソコがイイぶっ飛び具合


こういうフリーペーパーだと関東関西以外の皆様はかえって入手が難しいかも。

でももし日比谷に行く機会があれば是非、シャンテのB1奥か劇場横小さな入り口を入ったとこの「キャトルレーヴ」(ヅカグッズ販売店)のレジ横に沢山束になって刺さってますので、これを機会に入ってみてくださいね。

<さぁ勇気を出してあの異世界の中へw



カンゲキしようよ!


表紙はこんな感じの裏表。月組東宝でルパン公演中の龍真咲くんのショットです。

(左は去年のロミオ様のお衣装、もはや懐かしい)


そして、TVでは今夜、山本さんがA-STUDIOにご出演。

稽古場ショットがあるのかな~?白井さんや他出演者ののインタビューもあったら嬉しいな。まだ全然映像見てないんで、それだけでもチェックしたい。


「無になって」と言われて無になってる白い漆喰塗った顔でぼんやりした良知真次が今死ぬ程見たい!←と正直に言っとく

追記>番組とっても面白かったんですが、残念ながら舞台のPVは流れなかった~

今後のブランチと舞台情報番組に期待だ!


先日wowowで放映された「ヴォイツェク」の映画版も、ようやく見ましたが。


破滅に向かってゆく狂気の物語。

<衝撃のラストを見逃すな!


言ってしまえば救いのない、人間の欲の醜さをあぶり出した悲劇。


この暗い古典戯曲を、一体どんな風に料理して音楽に乗せて突きつけてくれるのか。


もはや見るこちらもお勉強。

ワークショップを見るような気持ちで見たいなぁと思っています。


演劇を見始めた頃の気持ちに帰って、じっくりと拝見したいわ!


ってことで私、東京通いの他に、季節も良いし久しぶりに大阪ヴォイツェク遠征することに決めた~~!(^^)/


10月25日の大阪初日と翌日マチネだけですが、その合間に「カンゲキしようよ」大阪出張オフ!


お友達と逢ったり観光したりする秋の大人の遠足行って来ます。


ウフウフ、すごく楽しみ!


ご一緒に観劇して下さるかた、お会い下さる方、宜しくお願いいたします。(*^_^*)