朴さんのツイッターで、2週間くらい前に不意討ちで発表されたその夜のうちに完売!
<とっさにお店のHPに飛んでポチって滑り込んだ自分GJ!

たった50席のチケットはかなりのプラチナものだったようですので
楽しく素晴らしい記念すべきファーストライブの模様を、メモりにメモった走り書きを頼りに思い出して書いておきましょうか。

まずは飯田橋駅からほど近い神楽坂下、早稲田通りの坂を登る途中の細道をちょいと入ったところにこんな素敵な看板が。






言わずと知れたピアノ一本で男性二人ががっつりと歌うミュージカル「スリルミー」の舞台。
この伴奏者(三人目の出演者とも言える大事なピアノ)の朴さんと。
自らも演奏者として参加されたこともある、音楽監督の落合さん。
このお二人がスリルミー100回記念のスペシャルカーテンコールで連弾を披露されたことから結成されたというピアノ連弾ユニットです。

ユニット名「underscore」 って、お洒落だわ~。(^o^)





そして、会場のThe Glee は、そのお洒落にピッタリのライブ空間で、ゆったりと饗される美味しいFood とお酒も素敵。
本格的な大人な空間だった~。
(個人的に六本木のスィートベイジルがクローズしちゃって寂しかったからこんなお洒落なライブハウス見つけて嬉しいよ~)





目の前のステージにはグランドピアノが一台、あとから落合さんが仰ってたけど、ちゃんと手が見えるようにギリギリの斜め配置。
(壁はクラシック向きの凹凸のある音響壁で素晴らしい)

お席は自由、入り口でチケット出したあとは順に会場に入り。
なんせ50席だから、どこでも充分近いんですが、臨場感が凄いのは前の方かな。
(ご希望ならちょい早く階段に並んで待つのが良いかも)





まずはワインで乾杯!スペシャルなキノコのソテーはバゲットで頂きます。
そのあと、リンゴのスィーツも頂いたけど、生クリームも甘くなくてお酒にも合う秋の味わいでした。
<写真忘れて食べちゃった
他にもメニューはいろいろ、イケメンギャルソンさんたちのタブリエも素敵だし始まる前から良い気分~!

開場から40~50分ほど経った頃(お酒もお腹もイイ感じになった頃)
ついに朴さん落合さん登場~♪

拍手のあとシーンとする会場に一礼したあと、そのまま着席。
落合さんが小さくコン、とピアノを叩いて「始めます」と一言。
<へ、それで始めるの?と思う可愛さだった

演奏始まったら会場中が息を呑むこの感じ!

「あっ、最初っから、すっ、スリミ~…ん?違うよね?似てるけど…違う~~!」
<でも素敵♪

そうです、スリミ風の落合さんオリジナル曲。

1.スリルミスティック 

あの印象的な鐘の音のような始まりから、美しく転調展開して印象的なスリミソングのエッセンスを入れ込んで見事に纏まってて凄い!

<ここでMC1

振り向いて立ち上がる二人。
お衣装は白い柔らかな印象のシャツが落合さん、お揃いで黒が朴さん。
(白と黒は鍵盤よね~)

マイクを持った落合さんがユニット結成の経緯に触れて。
「皆さんが期待されているだろうあの曲も、オリジナルもカバーもやります!練習でいろいろチャレンジしてみたんですが、結局は普段通りに弾くことにしましたw、生まれたてのライブをお楽しみ下さい」と。

えっとここで、連弾についてちょっと私が勝手に解説?!致しますと…

まずは一台でピアノ連弾する場合、鍵盤に向かって右、高音部に座る人を「プリモ」左側の低音部の方を「セコンド」と呼びます。

つまり、どっちがどっちを弾くかってことがそのユニットの大事なポイントになるわけですよ。
性格もありますし、演奏のタイプもありますし、他にも力関係とか…大爆!

私事を申し上げますと、素人ながらピアノ仲間のお友達と二人、去年、一年掛けてモーツアルトのフィガロとかG-mollとかバッハの主よ…などが入ってる連弾集一冊全曲制覇に挑戦しておりまして。(^_^;)
その前の年はドヴォルザークのスラブ舞曲、ブラームスのハンガリーは3番5番、ガーシュインのラプソディーインブルーとか、そこそこの曲を毎年発表会で弾いている程度の連弾経験者です。
私のこの性格ではもちろん私がプリモで音楽をグイグイ引っ張ってくタイプ(実は相方の手の平?の演奏に乗って遊んでるだけ?)のユニットとなってます!←そうよね解るわ

プロの生連弾はクラシックしか聴いたことが無い私でしたので、とにかく、このユニットではどんな感じの音造りなのかとっても気になってたわけで…

で、予想通り、落合さんがプリモで朴さんがセコンド!<そうよね何となく解るわ

しかしですね、編曲がもうどちらもが歌いまくる、つまりメロがかわるがわるに移ってゆくように超技巧に作られてて。

ちょ、普通の連弾じゃないよコレ!<凄っ

どっちかが息を大きく吸って弾き始めのタイミングを合わせるのが連弾ですが、そこは年長の朴さんが。<ああっ
そのあたりも前方で楽しまれることをオススメします。<もう次回10月のライブは完売しているそうですが

ガンガン弾く、男の腕4本であの超重量級の太~い音を出されちゃもう堪りません。
コレ小さな箱で聴くのは勿体ない!!つか、いつも銀河で聴いてたあの迫力が2倍になって小さな空間でガンガンくるんだよ!<参った

凄い体験でした。

(ココから先はMC部分は敬称略で。メモ書きからの起こしなので細かいニュアンスは違いますがご容赦ください)


2.UPTOWN GIRL ビリー・ジョエルのカバー曲

コレ、もう私はドストライクですよ!まさに青春リアルタイム!
落合さんはリアルタイムじゃなかったみたいですけど、80年代洋楽をやりたくて某ようつべ?で見てたらどんどん出てきて一気にビリーに嵌ったとのこと。朴さんはもちろんリアルタイムで好きだったので曲を提示されたときは驚いたそう。

朴:名盤、アルバム「イノセントマン」に入ってる曲です

そうそうイノセンマンはほんと鮮烈だった!元祖PIANO MAN、ピアノメインでポップスで格好いい曲を連発したのがビリー・ジョエルですからね。
そして日本には来てないけど、マンマみたいに一人のアーチストの曲を使った所謂ジュークボックスミュージカルの元祖もビリー・ジョエルだったりするんだよ!<と教えてあげたくなるくらいお席近っw

イントロも印象的で、キャッチーな明るい曲、ガンガン叩くようなセコンド部分、ビリー本人もガンガン弾いてたから選曲ナイスだ!
(この曲も良いけど、アレンタウンとかも聴いてみたいな!)

<MC2
落合:高校生の頃はどんな曲聴いてたました?僕はクラシックだったから、普段聴くのは a-ha とかマイケル・ジャクソンなどの洋楽でした。
朴:僕は子供の頃はゴダイゴとかオフコースとか。あとはユーミン、サザン!ニューミュージックにどっぷりだった!

(子供の頃にゴダイゴってとこにぐっと来る同世代。新しい曲の作り、音楽的要素に惹かれてたのね)

えっと、ここで楽譜についてまた勝手に解説、ですが…
クラシックでもそうじゃなくても、連弾には2タイプの楽譜がありまして。
プリモとセコンドが同じページに二段になっている横長のものと、ページそのものが別れている普通の形のもの。の2種。
(人によっては捲り方の好みもあるので、それをながーくしてどんどん下に落としていくような人も居るんですけど)

この二人は几帳面に、一曲づつ丁寧に作譜したものを見開きに左右の形で。
譜捲りはほぼ落合さんがしていて、うまいことそこの部分はセコンドメインだったりして、さすが自分で編曲する強味!
クラシックとは全然違うわ(^_^;)←当たり前

演奏途中で譜面を落っことす恐怖(スリミの時の)が骨身に染みている、とお二人とも語っていらしたのが印象的だった!
<さすが三人目の出演者

3.素直になれなくて (シカゴのカバー曲)
これも80年代ドストライク曲、世界で一番有名なバラードじゃないかなコレ。<いや2番か3番かわからんけど
これもピアノのポーンポーン、と弾くビートが良い美しい曲よ。
ストリングスの部分を美しく蘇らせ、ピアノだけでオーケストラが出来るのが連弾の凄さ。
(これは私のような素人でも弾いていれば本当によく分かる)

4.BAD (マイケル・ジャクソンのカバー曲)
マイコーは来るだろうな、と思ってたけどこれが来るとは!

<MC3
落合「スリルミーだけにスリラーやろうかと思って始めたけど、アレンジしやすいこの曲にしました!最後の低音のとこはToo Bad!って感じですよね」
(ここで私達大人客全員でちゃうちゃうの首振り)

「あ、そうか、Who's Badか!」←そうそうそっちよ

落合:今日のお客様はほとんど某舞台のファンの方でいらっしゃると思うんですけど…
朴:たぶん僕のファンでいらした方には何が何だかさっぱり、ってことになってるかと思いますけどね!
落合:ミュージカルの曲、お好きな方はああ、と思われると思います。

5.オペラ座の怪人 メドレー

コレ一曲のためだけにでも聴きに来たいと思う、ミューファンなら垂涎のメドレーだよね!
本当に、オーケストラの醍醐味を一台のピアノで。迫力が素晴らしい!つかこれスコア欲しーーーっ!
<マジ売ってください、と全曲そう思った

<MC4

落合:もう胸がいっぱいですよねコレ!(笑、で、ちょっとメロ歌って)あ、歌うと僕びみょーなんで、歌わないようにしてるんですけど…あの、どっちがクリスティーヌですかね?…(あ、朴さんに)振っちゃダメですね、クリスティーヌが誰なのか解ってないでしょうから。<爆
朴:パリのオペラ座は見たよ!<建物のほう
落合:僕はもう、思い入れがあり過ぎてもうトラック出ししてる時から入り込んじゃって…好き過ぎて、リハでダメ出しされましたね
朴:個人的な思い入れね!
落合:そう、個人的に去年ブロードウェイに行ったんですけど、定番!って作品を一つは観ようと思ってて、でも地下鉄遅れて間に合わないかと思ったところ、アメリカでも修学旅行的なハイスクールの団体が入場するのに手間取ったらしく開演が遅れて、奇跡的にチケットも買えて観る事ができたんです!

6.Snow-Walkout to winter (朴さんオリジナル曲)

朴さんが20年前に作った曲に間奏部分を落合さんが加筆して連弾曲に仕上げたそう。
ある女優さんとデュエットすることを夢見て、下心で書き上げた曲と紹介していて面白かった!

朴:曲のイメージ的には「世界の終わり」とか、小説だったら村上春樹とか、冬の閉ざされた世界から飛びだそう、というような感じで作りました。

その通り、凍てつく張り詰めた繊細な音から、雄大に広がる音の世界。素晴らしかった~!
<ソロでも聴きたい~

ってところで、休憩20分。

長くなったのでこのレポも休憩入れて第二部は別記事で。(^o^)






12年ぶりの再演ってもうそんなになるのか!
(大劇初日の二階席で、ワタダン瞳子の濃ゆ~い並びで観たあの日から)

あぁ、フレッシュな宙組の若さが眩しいよ!<いいわ~

キムシンの壮大なテーマは、時を経た今の時代にももちろん色褪せない。
それどころか、タイムリーとすら思えるのがちょっと胸に刺さる。
<戦いは戦いを生むだけぇ~~

で、物事はあるべき道を進むもの、なのね。

そして、もうひとつ。

「この世はいつも不公平~~~」も、すご~く今を映していて苦しいよ。

いつの世も、戦い・虐げられ・苦しみ・死んでゆく。<若い人が!

そんな変わらぬ愚かさと、それでも真実を愛を平和を求める人間を描いていて、改めて泣いた。

座付き作家が書いてるわけで、当然細かいところは初演キャストに充て書き!のところを、再演でどう魅せるか。
これもまた宝塚の面白味、醍醐味。

初演時は何と言っても、湖月わたるの「生スフィンクスですか?!」なナイルの流れより壮大な被り物のインパクト!
(これが愛じゃないなら何ですか?そっから始まる被り物王、大好きワタルさ~ん!)

それが、なんだか今回シュッとして、全体的にスタイリッシュに爽やかなですけど!!
<さすが、まぁ様~~何かぶっても超美麗だ

甲斐先生がたった一晩で書き上げたと初演時に言ってらした、楽曲は本当に素晴らしくて
それが、今回まぁ様のクリアな歌唱で、歌詞の一つ一つが沁みて来る、深い感動が!

若い宙組の中で、色気で気を吐く美味しいとこもってくのが真風くんよね。
組替えおめでとう!と私は言いたい。

良かった、二番手は黒光りしてナンボ。
色気と妖しさを磨いて、いつか真ん中で真っ白になる時に備える。
(裏の黒を磨いておかないと白に深みが出ないんだな)
貴重な黒光り時代をこれから、宙で堪能出来ると思うと嬉しいな。

暗転前にナイフをチロリと舐めて魅せた初代のケロちゃんウバルドのダーク(実の妹にも暗い情念?って程)が印象的だっただけに、今回心配だったけど。

真風くんらしい、激しさと大きさ、灼熱の「情」で、負けてない!
何とも大らかな色気と苦悩を出してて良かった。
<でもちょっと健全なのは人柄の良さか、ソコがイイぞ(^_^;)

で、アイーダは娘1の実咲凜音ちゃんなのね。
骨太な娘1は素晴らしい!お歌もいいし頼もしいな。苦労人の瞳子ちゃんの凄すぎた演技を一度切り離して、新しいアイーダを構築したんだなぁと。

エビラファラオや鳩ちゃん一樹さんも大元気でこれも本当に持ち役当たり役!懐かしい!

この12年で何が一番変わったかって、それは…

やっぱり衣装の素材よね!!

軽くて美しくてしなやかで超豪華なのに、着ていて全然楽そうな。
役者さんのご苦労はもちろんあるでしょうけれど、ふわぁ~っとたなびく生地に泣けた!
こんなトコロで繊維業界の発展に泣けるなんて素晴らしいよ。

当時はアムネリスが歩いてくるだけで、ジャラジャラジャラジャラ、出る前の袖から聞こえて解ったくらい。
ダンちゃんは綺麗だけど金の鯱みたいに重い衣装で辛かっただろうと思うわ。

今回、怜美うららちゃん(若くて強くて可愛いね)も、さらなる豪華さなのに、しなやかに着ていてそこに驚いたわ。
<お歌はもともと…ダンちゃんも…ま、違うとこでまた、ね

ラダメス将軍のお衣装もそれは同じ、さらにはバックのエジプト軍人やら女官やらの衣装まで今回はギンギンギラギラ!
久しぶりに、たまに目を閉じて休めないと疲れるくらいのギンギラ!<最高

王家伝承の首飾りが、そもそも衣装のギラギラで掛けてもよく見えないくらいギンギラだから!

この豪華さがチケット代の元取った感を倍増するんだわ。
余所じゃ絶対観れないものがここに!

重く壮大なテーマを観客に突き付けるラスト。

男は愛する人の為に死ぬことを望み、愛する人には生きて欲しいと願う。
でも女にとっては愛する人と共に死ぬことが愛なんだよね。

全く考えが違うのにお互いを求めるのが男と女。
<そこは矛盾を描いてもどうしようもないけどイイゾ

ワタルラダメスの愛の苦悩とガッカリ感(何で、何でいるんだ!的な)は、今回のまぁ様は割とサラリめですが…

二人の魂がそこで永遠となり、昇華するのは本当に綺麗、美しかった!

だって、ワタルん時は真に迫る、暗闇でうごめく白ライオ…ホントにホントにホントに…○士サファリ…になってたもんねっ!
<もういっそ噛み殺されたい!これが愛でなくて何ですかっ

愛の深い苦悩が大好物な私、本当にこのラスト大好きです!

ってことで。<ええっ

つまりは、王家は今回の再演で、しっかりと宝塚の貴重な壮大な「お宝演目」になったってことですよ。

いいないいな、再演っていいな~♪
星ガイズも楽しみっ。




ああああ、もうなんてツボ、いやツボなんて言葉じゃ表せない。
(好きな人が好きな脚本に出る幸せ)

結局、私全部で6回も観ちゃったよ!!時間が許すならもっと行きたかった。

だって、どの曲も素敵、絶対に忘れないように、ずっと全曲を口ずさめるくらい、しっかり覚えたかったんだもの。

そうじゃないと、再演まで待っているのに辛いから!

もちろん全部良い曲だけど…

特に、私はラスト近くにリカポーラの歌う「What a Guy」が大好きだった!
このシーン、照明が西陽が差し込む夕暮れの部屋ってとこがまた泣ける。
秋のさざ波のように穏やかに、しみじみと愛する人を想う歌が素晴らしいよ!
(お帰りなさいと言う代わりに、100万回のキスをするわ…ってうううっ)

あとは岡田エリオットがポーラの娘ルーシーに歌う「I Can Play This Part」なんて、もう滂沱の涙よね。
(君の父親役をやるのは僕だから、もう募集を打ち切って、と、ここもまたうううっ)

二人が恋を意識してそれぞれの部屋で歌う曲も可愛いし。
MYルールをぶつけ合う曲も圧巻!

そうそう全部が違う曲、じゃなくて、いくつかの印象的な同じメロディーを歌う人や歌詞を次々に変わって聴かせる手法リプライズなのもいい。
(客の印象に残って、後から思わず口ずさめるミュージカルの良いトコロ)

で、何と言っても最高なのはラブソング「Poula」のタンゴを二人で踊るシーン。

ああっ、久しぶりに観たよ、リカちゃんのタンゴ!
うわ~~!跳ね上げる膝から下がなが~~いっw

エリオットがキメッキメで歌う、この曲。
コミカルだったり、ダンディーだったり。
これも劇中劇のように、演じて歌って踊ってるからエンターテイナー岡田さんの見せ場よね。
(制作発表の様子で、どうやらリカさんが男役の格好良さを伝授したとか!そりゃ素敵なはずだわ!)

紫吹岡田コンビの息はますますヒートアップして、台詞の応酬だけじゃなく、キスシーンもチャーミングでお熱い。
すごく熱烈なのに、可笑しくて可愛くて上品なのが、この二人の良いところ!

特に平日ラストでもある21日金のソワレは、岡田さんがスイッチ入ったみたいにぶっ飛んでて<壁ドンも爆音

リカポーラの芝居を受け、いちいち小さくモノマネまでして返すコメディアンっぷり。
あまりの面白さに会場も大ウケで、(最後に笑ったのは…のとこで)甘い空気にすぐ戻るのがちょっと難しいくらいにリカさんも吹いてて可愛かった!

何回か観てると、色んな変化、人間だもの、な、こういうシーンも観られて嬉しい。
岡田さんのハイスピードなテンションにグイグイ引っ張られ、ますますアクロバティック?!
エリオットが右腕だけで全てを支えて、キスしながらポーラ仰け反って空中に三本の腕が彷徨ってる大爆笑!

千秋楽には、長く長く、仰け反ったまま頑張る二人に会場から思わず拍手が湧いたくらい。
<コメディってホント素敵、会場との掛け合いのような所があるんだね

ぶっ飛んでた金曜とは対照的に、楽はもう、舞台全体が丁寧に丁寧に。
皆さんが作品を仕上げるように演じていたのが印象的だった。

あ、アドリブらしいところはまったくないけど(そんなのなくても全く完璧に面白いニールサイモン)
ほんの一瞬、中尾クロスビー夫人が捌ける寸前に、遠藤瑠美子さん演じる妊婦なお母さんが押す乳母車に小声で
「可愛いベイビー?」と呟き、それに瑠美子さんが「ハイハーイ」ってのが微笑ましいかった。<それも楽近くから

そうそう、瑠美子さん、ホームズ2にも出ていらした、ダンスの上手な女優さんで嬉しい。
他の出演者さんたちももちろん凄い、上手い人しか出てない大人ゴージャスだ!

舞台のつれづれを思い出してたらもうキリがないのでこの辺で。<胸にしまうよ宝物

で、千秋楽はもちろん最初からのスタオベ、何回ものカーテンコールの果てに紫吹(リカ)ポーラが「幸せです~~!」と叫んでた。

本当のこの一言が劇場を包んでいたんだと思うわ。<しあわせ~

そして、スタッフの皆さんのご苦労に触れ、大がかりな回転盆のセットは何と「人力で」回していたことをリカさんが教えてくれた。
<ええ~~っ、と観客から驚きの声が!

豪華な14名にも及ぶオーケストラの皆さんもテーマをダイジェストで演奏したあと、全員が舞台上に出てきてくれたのも超嬉しい。
後から演奏するお姿しか観てなかったからってのもあるし、演奏しながら手を振って下さったり、とすごくサービスしてくれてたのも素敵。
お顔を観て、拍手して、感謝を伝えたかったのよね。

そして岡田さんも「言いたいことは全部今、ポーラが言いました!」って、最初のつかみから大爆!
<優しいお人柄の出る、素敵なご挨拶でした

最後の最後にようやく出て来て下さった演出のマキノノゾミさん。
<すごく背が高くて、素敵な方~

マイクはもちろん入ってないから、会場中がシーンとそのお声を聞いたら…

これまた、たった一言。

「ニール・サイモンが大好きなので、幸せでした!」

ああ、本当にそうよ、私も!私も幸せ。
<出てるほうも、観てるほうもソレに尽きる!

その幸せが劇場中を包んでたのね。
ありがとうございます!

映画「素足で散歩」も(もちろんモノクロだよね)テレビで観てるし、グッバイガールも何度も映画館に通ったし
加藤○一事務所公演でもさんざん観たし、長い年月、日本で観られるニールサイモン作品はたぶんほぼ観た気がするけど。

いま、この舞台がその中の一番になった。

そして、ロマンスに最弱なのは、この私だった!<笑