おまじないコブラはじめました。 -46ページ目

おまじないコブラはじめました。

河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

おう、もう大晦日か!

てなわけで、今年も弊ブログをご訪問いただきありがとうございました。

新型コロナの影響で例年より多めに本を読んだので、年末締めとして、雑感を。


どの本も甲乙つけがたいのですが、今年一番の良書はこれかな。
子どもたちが遭遇しそうなシチュエーションを例に、平易な文章でそこに潜む差別や偏見、抑圧などの問題点とその対処法が書かれていますが、本質的で前向きなので、本当にたくさんのティーンに読んでほしいです。

と同時に、イチ大人としてうっかり人を閉じ込めてしまわぬよう心せねばと心を新たにした一冊です。


全く違う意味でお子様にオススメしたいもう一冊がこちら。
あら、絵が暗いわね。

これは、お店の古いカンバンの文字を観察して特徴を分析し、フォント化するというプロジェクトの書籍化なのですが、今までにないモノの見方を得ると世界の解像度が変わる、みたいな体験ができる本として、とてもいいと思っています。

きっと、街中に溢れる看板やのぼりや本のタイトル文字を見る目が変わるし、レタリングがしたくなること請け合いです。



お子様へのオススメ度を離れて、個人的に最もしんどかったけどメチャクチャ面白かったのは、やはりこれ。
読むのに一ヶ月ぐらいかかりましたし、万人に薦めたりはできませんが、読んでいる間は、宇宙を外国語のガイドブックでソロソロ進んでいくような、少しの不安と大きなワクワク感がありました。

リーマン予想のキモ、ゼータ関数のゼロ点が素数にどう絡んでくるのか、とりあえずアウトラインは掴めたと思います。作者ありがとう!


もう一つ、数学のワクワクにもう少し親しみやすい本の話を。
空に星があるように、この世には数学が溢れている。

あなたが星の全てを知らなくても星に美しさを感じるように、数学の全てを知らなくても数学の美しさを感じ取って欲しい。

みたいなコンセプトで、ロマンティストと呼ばれるプレゼンターが、それぞれの愛するジャンルの数学の浪漫を語るイベントを書籍化したものです。

トピックはさまざま、今年ワタクシが改めて熱中したリーマン予想ももちろん入ってます。

これを読んで「あ、前よりも分かるようになってる」と少し嬉しくなりましたよ。


ですが、この本の中で最も印象に残ったのは、最終章の相対性理論の話でした。

というのも、ワタクシ、ブログを始めた頃、次のような記事を綴っておりまして。
この中で「ブラックホールの中って時間がとまってんじゃねぇの?」と疑問を呈しておったのです。

光速は何処から見ようと常に一定→ブラックホール内では光は進めない(もし進めればブラックホールから光は脱出できるはず)→光速0=時間0?(←あ、よう考えたら時間0なら発散してしまう気が…)

というような、ぼんやりとしたイメージを持っていたわけです。

これに関わり

「光速は常に一定→1秒を30万kmに換算できる→1秒は時間方向へ30万kmの移動と言える」

「ブラックホール内では時間方向へ移動ができなくなる→時間軸の性質が変わる→時間軸と空間軸が入れ替わり、光は同時刻の点の集合になりうる」

というような知見を得たのですよ。

これで何かがわかったような、ますますわからなくなったような…

ただ、着眼点はそんなにまずくなかったようだよと、あの頃のワタクシの肩を叩いてやりたい気持ちになりました。

そして、章末に掲載されていた参考文献をAmazonでポチッて日が暮れていくというね…




まあいっか、来年もいろんな本を読むぞ、おー!

という決意と共に新たな年を迎えようと思います。



それでは、皆様良いお年を。



ちょっと前に、SNSで「チーズ救済グループ」というものに参加しまして。

ネットでお酒のことばっかり調べてたら、AI氏に「お酒が好きならこっちだって好きでしょ?え?」とばかりにお勧めされたのですよ。恐るべし人工知能…

で、3,000円おまかせで、商社から放出された在庫過剰とか賞味期限間近のチーズを送ってもらったら

「クール便の送料込みでこんなに…」とうち震える量が届きました(商社さんの提示価格によって量は変わるそうです)。管理人さんありがとう(;_;)

いや、本当は商社さんが放出するまでに正価で買うのがベストなんスけどね。


てなわけで、今週末は、この中から山羊のチーズを赤ワインに漬けた「ロシナンテ(左上)」を消費することにしました(※この中では最も賞味期限が遠いものを敢えて初めに食べるというのもね。バカなのよね)。

例によってGoogle先生に「山羊チーズ ワイン マリアージュ」のキーワードで神託を受けましたところ

「ソーヴィニヨン・ブランのスカッとした酸や、シラーの胡椒のようなスパイシーさが相性バツグンよハート

とのことでしたので、お供の一杯の候補として
コスパ最高のラングドック・ルーションの白、フュメ・ブランシェと

リオハの赤、ロダ(こっちはテンプラニーリョ主体なのでちょっとGoogle先生のアドバイスから外れている)を買いまして、直前までどちらを開けるか迷ったあげく

「スクリューキャップの方が開けるのが簡単」みたいな動機で、フュメ・ブランシェの方にしました。

「ソーヴィニヨン・ブランみたいなスカッと爽やかなやつが、本当にクセが強い山羊に合うの?」と半信半疑でしたが、食べ始めたら驚くほどスルスルと胃袋に吸い込まれていきます。

どちらも酸味があるので、確かに相性バツグンでした。大発見です。Google先生ありがとう!

さらに

シラーが合うということは、チーズに胡椒を振って食べても良いんじゃね?

と思って実践してみたら、これがまた最高!

山羊チーズ美味しいやん!みんなも食べて!

と声を大にして言いたくなりました。


ちなみに

オーブンシートに乗せてレンチンした、ロシナンテのチーズガレット(カリカリ焼き)はイマイチでした。そのまま食べた方が美味しいです。

ロシナンテは山羊チーズの中ではクセも少なく食べやすいですので、よろしければ一度チャレンジしてみて下さい。

救済される前にもっといろんな人に食べて欲しいと、今、切実に思っております。



土曜日に、久しぶりに弘法市がありました。

絶対、人多いよね…

だけどさ…

というわけで「手が洗える飲食店でしか飲み食いしない」というルールを自らに課して行ってまいりました。

家を出たときは普通に着物+帯と小物みたいないでたちだったのですが、天ふの国で羽織を買い、正尚堂で羽織紐を手に入れ…

と、道すがら手に取ったものを身につけながら出来上がった、ロードムービー的なこの日の装いは


水の上にも織る錦、でございます。



それにしても、違う着物を着て出ていたならば、この羽織を買うことはなかっただろうな…